まろちゃ日記

ねこ、料理、バンド、友、ビーズなど

ぼくと母さんのキャラバン

2021-05-20 22:01:00 | 読書・マンガ
柏葉幸 著   泉雅史 絵
講談社

 ある日、巨大なネズミが現れた。それは母さんを探している。しかし母さんの姿は家から消えてしまった。ネズミが窓の外へ出て行く時ぼくは、そのネズミのしっぽにすがりついた。一緒に窓から外へ転がり落ちた。するとそこに黒いワンピースの女の人と月の輪熊がいた。ねずみも熊も人間の言葉を話している。そして出発しなければならないと言う。ぼくは、ラクダを引いて歩くというか仕事を頼まれた。それはキャラバンと言うらしい。その仕事は本当は母さんに頼んでいたと言う。30年前もお母さんがその仕事をしたらしい。母さんの居場所がわかるかもしれないと僕はキャラバンを引くことを承諾した。母さんの決めたルートをたどることになった。しかし、この世のものとは言えないものなどに、行き先を何度も阻まれて‥
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