まろちゃ日記

ねこ、料理、バンド、友、ビーズなど

右手にミミズク

2019-06-21 23:05:47 | 読書・マンガ
右手にミミズク
蓼内明子 作
nakaban 絵
フレーベル館



六年生の大城戸丈(おおきどたける)は、
右と左がどっちかがどっちかわからなく
なる。そんなことを話していると、
クラスメイトの北沢実里(みのり)が
やってきて、丈の手のひらに右、左と
油性ペンで書いた。


右と左が分からなくなってしまう人が
いるということを知りました。
スキップがダメという人もいますね。
本人もよくわからないような時期に
周りの大人から厳しく注意されたら、
かなり苦痛なのではないかと思いました。
お話上、辛い現実の中にいる人物は
いるのだけれど、友達同士を思いやる
場面が多く穏やかな気持ちになれた
いい本でした。


コメント
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