まろちゃ日記

ねこ、料理、バンド、友、ビーズなど

路傍の石

2016-04-07 20:41:13 | 読書・マンガ
路傍の石
吾一は、高等小学校二年生13歳。
父は、士族の出であるが仕事はなく 土地の
権利を巡って訴訟を起こしていた。母は、
袋張りの内職をして暮らしの足しにしていた。
吾一は勉強ができ、意地っ張りなところもあり、
はったりが原因で鉄橋にぶら下がり、あわや
汽車にひかれそうになったこともあった。
吾一は中学への進学を希望していたが叶わず、
同級生の家が営む呉服屋に奉公に出された。
友人達が中学へ行っている間、自分は荷物を
背負って届け物に行ったり、風呂掃除などを
して働いていた。


明治の時代は、武士の子孫にとって生きにくい
時代だったことがよくわかる。


コメント
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