【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

ちいさな ねこ

2017-10-14 | 絵本

ちいさな ねこ 

作:石井桃子(いしい ももこ)
絵:横内 襄(よこうち じょう)


ちいさな ねこ、おおきな おへやに ちいさな ねこ。


おや、ちいさな ねこが にわに おりた。
 おかあさんねこが みていないまに、
 ひとりで でかけて だいじょうぶかな。


あ、はしりだした。
 もんをでて どんどん はしっていく。


こどもが こねこを つかまえた。
 でも、こねこは こどもの てを ひっかいて にげだした。

そして、また どんどん はしっていく。
あっ じどうしゃの ほうへ とびだした。
あぶない!!!

じどうしゃは ブレーキを かけて とまった。
 そのしたから ちいさい ちいさい ねこの かおが のぞいた。
 ひかれないで よかった!


じどうしゃの したから はいだすと、こねこは また はしりだした。
おや、こんどは むこうから おおきな いぬが やってきた。


おおきな おおきな いぬと ちいさな ちいさな ねこ。
 おおきな いぬが とおせんぼした。

こねこは おこった。
そして、おおきな いぬの はなを ひっかいて にげだした。


いぬは おいかけた。
いぬは どんどん おいついて いく。
あ、きが あった。
きが あれば、もうだいじょうぶ。
ねこは きに のぼれるけれど、いぬは のぼれない。


ちいさな ねこは たかい きの てっぺんに のぼって、
「にゃお! にゃお!」と ないた。
いぬは したで がんばっている。


おかあさんねこが こねこの こえを ききつけた。
おかあさんねこは かけだした。
あそんでいる こどもの そばを とおりぬけ じどうしゃを よけて、
おかあさんねこは こねこを さがしにいく。


ああ、いた いた。
あんな たかいきの てっぺんに!
きのしたには、いぬが がんばっている。
おかあさんねこは、
「ふうっ!」と おこって、「ちいっ!」と おこって、
いぬを おいはらった。
それから いそいで きにのぼった。


おかあさんねこが きから おりてきた。
こねこを くちに くわえて。
じどうしゃをよけ こどもの そばを とおりぬけ、
おかあさんねこは うちへ かえってゆく、
こねこを くちに くわえたまま。


おおきな へやで ちいさな ねこが おかあさんの おっぱいを のんでいる。


 3才~5才むき 福音館書店
ふうちゃんも茶トラ猫だったの、図書館でこの絵本見て思わず手が・・・

「今頃、ふうちゃんどうしてんのかなぁ?」
「コロちゃんと積もる話でもしてんのやろか?おじいちゃんとお父さんはコロのこと知っててもふうちゃんのことは知らんやろ?」
「ふうちゃんは、おじいちゃんやお父さんに会うても知らんふりやろなぁ、まずは・・・」
「そやけど、おじいちゃんやお父さんがコロの知り合いと分かると結構、気ぃ許すかも知れへんなぁ」
みたいな会話、兄弟で交わしてます。
「わんちゃん、にゃんこちゃん亡くなって寂しいやろ?Kさんとこ次々と生まれてるみたいやで、もろたら?」っとグラウンドゴルフ繋がりのYさんが、しょっちゅう言うてくれはります。
「う~~ん、まだまだやな、すぐには・・・」っと息子たち。
ちょうど、コロとふうが相次いで亡くなって1年になります。
今夏のお盆には「初盆やし、墓参り行ってくるわ」っと、長男が。
「お供えは、ふうには鰹節とペット用牛乳、コロには生きゅうり一本とペット用牛乳」
ピチャピチャピチャっと飲んでたなぁ、シャリシャリシャリっと前足でキュウリ挟んで食べてたなぁ。
食事の用意で、キッチンと食卓を往復するとき、必ず何か失敬っというカンジで、ふうが狙ってた、その対応に四苦八苦、今は別に・・・っというカンジがなんだか寂しいな。
お魚なんか調理してたらカウンター越しにジィ~~っとスキあらばっと、手元見てたなぁ・・・
いつかわんちゃんも天国に行ったならキミたちにきっと会えるよね、それまでのんびり暮らしてな・・・