涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

医療制度改定:4月から変わります

2006年01月20日 | 医療費
多くの治療の必要な患者は治療費を
障害者手帳を取得した上で「更正医療」制度を利用していると思います。

2005年10月に成立した「障害者自立支援法」により、
2006年4月から「更正医療」が「自立支援医療」に変わります。
もともと、
「精神通院医療」(精神保健福祉法)
「更正医療」(身体障害者福祉法)
「育成医療」(児童福祉法)
に分かれていた障害にかかわる公費負担医療が自立支援医療に変わるってことです。

抗HIV薬は非常に高価でしかも今話題のジェネリック薬品もないために負担が重いのです。
(たとえば、俺の場合は28日分で3割負担で45000円)
しかも、そこに検査料やらなんやら。
多くの患者がその医療費を「更正医療」を利用して公費負担してもらっている、
というのが現状なのです。

それが今回の自立支援法により利用者は「1割負担」が必要になります。
となると、薬剤料だけで、15000円の自己負担が発生するわけですよね。
もちろん、所得によって自己負担額の上限が個々定められていますが。

私の場合は更正医療は所得制限のため利用していないので変化はないのですが、
おそらく多くの人は更正医療を利用していると思いますので、
是非一度ケースワーカーやソーシャルワーカーに相談してみてはどうでしょうか。

細かい内容については十分理解しえていないこともありますので、
ここが違う、というところがあれば指摘していただければ助かります。

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