奈良に映画を観に行ってきました。
少し早めに行って正倉院展でも観てくるか、なんて思って奈良国立博物館に行ってみたのですが・・・
午後一時の時点でチケットを買う列が50mくらい、そして入り口に並ぶ列も50mくらい。
入場に1時間くらいかかるとの掲示があったので、とりあえず先に映画にゆくことに。
今日観た映画は「さまよう刃」。
東野圭吾氏の同名の小説を映画化したものです。
単行本が出たときに詠みましたが、読んだ後に遣る瀬無さが残った作品です。
死刑廃止論者もいらっしゃるようですが、
この作品を読むと、あるいはこの映画を観ると、
自分の娘が陵辱され、その挙句に殺されたら、
それでも死刑はいけないということになるのでしょうか・・・
光市の事件でも思ったのですが・・・
寺尾聰 、竹野内豊、伊藤四郎らがいい演技をしていましたが、
やはり圧巻は寺尾聰ですね。
山谷初男さんもよかったです。
映画を観た後、再び国立博物館へ。
時は既に四時半。
あんなに長かった列もほとんど無くなっており、すぐに入館できました。
でも館内は多くの人。
とりあえず工芸品を中心に見てきました。
古文書は見ても?なので・・・
あ、光明皇后が王義之の楽毅論を臨書したものは観てきましたよ。
博物館を出たのは5時20分。
またもや博物館の前に列が。
オータムレイト料金で入ろうとする人たちのようでした。
閉館の1時間30分以降に販売される当日券のオータムレイト。
当日通常料金1000円なのですが、700円で、しかも記念品がもらえるとか。
だったら、並びますかね。
ちなみに11/12は即位二十年を記念して入館無料らしいです。
そうそう、秘密のケンミンSHOWで紹介されていた麺闘庵。
映画館のそばにあるので寄ってみたら・・・
100人くらい店外に並んでいました。
テレビの影響ってすごいですね。
そういえばバナナダイエットが流行した時には、店頭からバナナがなくなりましたね。
オータムレートも最初だけで、15分もすると列がなくなります。
一時間半あれば、なんとかゆっくりと鑑賞できると思います。
時間帯にもよるのではないでしょうか。
自分の行った時間帯ではガラスケースにみんな張り付いてみていましたよ。
麺闘庵があんなに混雑しているのは初めて見ました。やはり全国ネットの威力はすごいですね。関西系の番組で紹介されてもそんなことは無かったので。
商売をしている友だちが言ってましたが、テレビ効果は大体1ヵ月ぐらいだそうです。ひとつき経てば元に戻るそうですよ。