人間は生きてから死ぬまで3分の1は睡眠を取っているらしい。
残り3分の2の生かされた時間、それなら3分の1くらいは楽しんでやろうと思いたい。
人それぞれ楽しみ方は色々あるけど、「好きなことを続ける」ということが一番いいんじゃないかなと僕は思う。
may-shinという曲があるんだけど、そういう思いで作った曲。
物理的な距離はあってもバンドをしたり会いたい人にさえ会えればなんの苦にならない。
好きなことを突き詰めろということを思って名古屋から大阪に向かうことを考えて作った曲。
僕はインストバンドをやっていて日本中にインストバンドを広めたいという思いがある。
音楽が好きな人はたくさんいるけどインストバンドを知らない人も相当多い。
僕は不特定多数に向けて曲を作るんだけど、ここ1年くらいは彼女に矢印を向けて曲作りをしているような気がする。
彼女は本当に音楽が大好きで、客観的な意見を持っている子で、僕の作る音楽の趣旨を代弁してくれるような安心感があるんですね。
彼女に向けて作れば自然と不特定多数に向けられているような気がするからなんだろうか。
インストは好きなんだけど、「インスト」という枠に固執したことはない。
不特定多数といっても別に音楽を聴く人に限って矢印を向けている訳ではない。
僕が矢印を向けているのは、エモが好きな人でもポップスが好きな人でも、メロコアが好きな人でもない。
音楽は本当は映画が好きな人や絵が好きな人とかエンターテイメントと闘わないといけないんだろうなと思う。
狭い世界に発信しても不戦敗に終わる。もともとみんな音楽を聴くきっかけはあったはず。
初めて聴いた音楽に衝撃があったかなかったかという問題だけで音楽を聴かない人もいる。
日本の人口は減っている一方で、バンドの絶対数は拡大均衡にあるらしい。
それだけ音楽に救われている人はいるということなんだろう。
誰かの「好きなこと」でありたいと好きなことができるから物理的な距離はしんどくないんだ。
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