ビデオ流出職員を称賛=「逮捕するのはおかしい」―自民・安倍氏
11月11日(木)19時19分配信 時事通信
自民党の安倍晋三元首相は11日配信のメールマガジンで、中国漁船衝突ビデオを流出させたと名乗り出た海上保安官について「日本の正統性を国民と世界に示した」とたたえた。一方で、映像を非公開とする判断を主導した仙谷由人官房長官に言及し「ひざを屈して日中首脳会談をやりたがる男と、どちらが愛国者か答えは明らかだ」と批判した。
安倍氏はまた、「保安官を逮捕するのはおかしくないかと友人から問われたが、その通りだ」とも指摘した。
(引用終わり)
日本を愛する国民はみんなそのように思っています。
中国船にまで敬語をつかう官房長官、いったい何がそこまで彼を卑屈にさせるのか不思議です。
ところで今、2005年に出版された大ベストセラー藤原正彦さんの「国家の品格」を読み直していたのですが、そのなかで面白い部分を見つけました。
「日本ではよく最初に人類愛を教えようとしますが、そんなことがうまくいくはずがありません。地球市民なんて世界中に誰一人いない。そんなフィクションを教えるのは百害あって一利なしです。まずは家族愛をきちんと整える。それから郷土愛。それから祖国愛です。そのうちのどれかが欠けていたら、世界に出ていっても誰も信用してくれません。」
まさに正論。
でも、仙谷官房長官のHPの政治理念はいきなり地球市民で始まります^^;
「地球市民として自由と平和で健全な世界を創ろう」
こんな理念だから日本の国益を守ろうという意識もないのでしょうね。