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『ウルトラミラクルラブストーリー』(映画メモ)

『ウルトラミラクルラブストーリー』(2009年、横浜聡子監督)

青森でおばあちゃんの畑仕事を手伝う陽人(ヨウジン)(松山ケンイチ)は25歳。天衣無縫で子供のような人である(脳に障害あり)。

東京から来た保育士の町子先生(麻生久美子)に一目ぼれをして、アタックしまくるが、ハチャメチャな陽人は相手にされない。

しかし、あるものを浴びると普通の振舞いができることを発見した陽人は、町子先生に好かれるために危険を冒すという物語。

映画の前半はイマイチだったけれど、後半はグッときた(ただし、ラストは?)。

感動したのは、脳にハンデを負っている陽人が、目覚まし時計やカレンダーを使って自分の生活をコントロールしていること。

自分が抱える問題に対処するための「創意工夫」が大切だな、と思った。

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『力の結晶』(読書メモ)

中村天風『力の結晶: 中村天風真理瞑想録』PHP研究所

少し心が弱っているときに本屋で見つけて読んだところ、とても励まされた。

講義録なので、まるで本人が目の前で話しているかのような臨場感がある

本書のメッセージを要約すると「人間は宇宙霊(神)からエネルギーを得ているが、そのパイプが心である。心をポジティブにすれば、たくさんエネルギーをもらえるが、ネガティブになるとパイプが詰まってしまう。だから常に心をポジティブに保て!」ということ。

各章の最後に「誦句」が掲載されているのだが、その一部を紹介したい(運命の誦句)。

「平素出来るだけ何事に対しても、感謝と歓喜の感情をより多くもてば、宇宙霊の与えたまう最高のものを受けることが出来るのである。かるが故に、どんな事がっても、私は喜びだ、感謝だ、笑いだ、雀躍(こおどり)だと、勇ましく溌溂と人生の一切に勇往邁進しよう。」(p.183)

個人的には「雀躍(こおどり)」が好きである。

ちなみに、この考え方は聖書の言葉とも共通している。

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」(テサロニケの信徒への手紙I 5章16節)

心のマネジメントは、やろうと思えばできる、と思った。










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力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ

力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ
(コリントの使途への手紙II 12章9節)

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『イーディ、83歳 はじめての山登り』(映画メモ)

『イーディ、83歳 はじめての山登り』(2017年、サイモン・ハンター監督)

ロンドンに住む主婦イーディ(シーラ・ハンコック)は83歳。

30年間介護してきた夫が亡くなり、娘からは介護施設への入居を勧められるが、それを断る。

なんと、挑戦したのはスコットランドでの山登りである。

登山用品店のジョニー(ケビン・ガスリー)の指導を受けながら、登山の準備を進める様子を描いたのが本作。

これほど幸せな数日間を過ごせたのはいつぶりか。思い出せないほど

というセリフが響く。

この映画を観て、「始めるのに遅すぎることはない」という言葉を思い出した。




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わたしは裸で母の胎を出た。裸でそこに帰ろう。

わたしは裸で母の胎を出た。裸でそこに帰ろう。
(ヨブ記1章21節)
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『藤沢周平 遺された手帳』(読書メモ)

遠藤展子『藤沢周平 遺された手帳』文春文庫

藤沢周平が残した日記に、娘さんが解説を加えた書である。

藤沢周平の息遣いが聞こえてくるような記述が多かった。

意外だったのは、あの藤沢周平が、直木賞をかなり意識していたこと。

無欲の人」というイメージがあったが、やはり彼も普通の人間であることがわかり、少しほっとした。

もう一つ驚いたのは、サラリーマンを辞めて、作家に専念した後の仕事ぶり。

当たり前かもしれないが、常に原稿に追われていて、息つく暇もないのだ。

「良い作品は、じっくり書くもの」と思っていたけれど、「締め切りに追われながら書く」というのが実態のようだ。

この点についても、少しほっとした。

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『ジュディ 虹の彼方に』(映画メモ)

『ジュディ 虹の彼方に』(2019年、ルパート・グールド監督)

レネー・ゼルウィガーつながりで観てみた。

『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズとは全く違う、鬼気迫る演技に驚いた(歌の上手さにもびっくり)。

オズの魔法使いで脚光を浴びたジュディ・ガーランド(レネー・ゼルウィガー)だが、薬物、飲酒、借金づけとなり、家族とも別れ、出稼ぎのためにロンドンで興行をすることに。

47歳の若さでロンドンで亡くなるまでの半年間にフォーカスしたのが本作である。

子役俳優を道具とみなすハリウッド映画界の犠牲になったともいえるガーランドの姿が描き出されており、切なくなる。

本作で良かったのは、ガーランドファンであるゲイのカップル。どんなときもガーランドを応援してくれるのである。

たとえ数が少なくとも、本物のファンや友を持つことの有難さが伝わってきた。




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ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも充実である

ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも充実である
(ルカによる福音書16章10節)

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『一年の風景』(読書メモ)

池波正太郎『一年の風景』朝日文庫

池波正太郎のエッセイ集である。

池波さんは、戦争中に徴用されて、軍用機を作るための旋盤工として働いていたことがあるという。

朝は五時起きで、それこそ油だらけの明け暮れだし、三日に一度は徹夜作業という、これまでとは、がらりと変わった生活が始まったわけだが、『よく、つづくねえ。おどろいたよ』母がつくづくといったほどで、ほとんど欠勤もしなかった。そして私は、自分の手先の、あまりの不器用さに呆れ果ててしまった」(p. 175)

意外ではあるが、この経験が作家活動に影響していたらしい。

「強いていうなら、むりやりに徴用されて機械工になった一年半ほどの生活が、現在の私の小説の母胎となっている。そのことを書いていては長くなってしまうが、いまでも私は、自分の小説を頭で書くというよりも躰全体で書いているという知覚がある」(p. 176)

「躰で書く」という表現がすごい。

小手先ではなく、全身全霊を傾けて書いていたことが伝わってきた。






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『ブリジット・ジョーンズの日記』(映画メモ)

『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001年、シャロン・マグワイア監督)

出版社で事務員をしているブリジット(レネー・ゼルウィガー)はポッチャリ系の32歳

「そろそろ結婚を」という親からの期待を受けながら、イケメンの上司ダニエル(ヒュー・グラント)と、幼なじみの弁護士マーク(コリン・ファース)との恋のかけひきが展開する、というストーリー。

ちなみに、ダニエルvsマークは、美男チャラ系vsまじめ系の闘いであり、どちらをとるかで揺れるところが見どころ。

本作で良かったのは、困ったときにいつも飲みに誘ってくれる3人の友人(女性2名、ゲイ男性1名)の存在。どんなことがあっても支え合う仲間がいればなんとかなる、ということが伝わってきた。

それと、ブリジットがテレビ局のキャスターに転職するのだが、ドタバタのレポートが意外に受けて、隠れた才能を見せたところも良かった。

自分らしく、頼れる友と一緒に生きることができたら幸せなのだろう。






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