もう、若くないので時々お手紙を書くときに、変な日本語使ってないかなー、と思うことが結構あります。
先日、主人が親戚うちの書類の添え状を書こうとして
パソコンに向かい!そもそも、なんで手で書かない?そんなに自分の字に自信がない?まあ、パソコンで印刷したお手紙の方がきちんとしてる感じがするのかもしれませんね。我々世代は、もう、手紙は出来れば手書きで!の最後の世代かもしれません。
主人がWordを開き最初に打った言葉が
「こんばんは
でした。いやいや、メールじゃないんだから、相手が朝受け取ったらそれは、ちょっとどうなんですか?
そして、相手は同年代ですが、
やたら「小生」を多用するおじさんで、必ず、拝啓、拝復 敬具を使って来る人です。
私は殿方が小生が好きなのも時々見ますが、身内なら、私 で良いんじゃないの?とか思いますがね。どうですか?
形だけでも、拝啓、季節の挨拶、ご無沙汰のお詫びやお変わりないかのお尋ねあたりをさらりと書いて、要件に入って!とちらっと言ったら、じゃあ、下書きしてよ!と。ここのところ、ちょっと親戚と不動産の処理の事でやりとりが多かったので、メールも下書きというか、文案を作らせてもらってて。私は決して秘書などの経験がある訳でもなく、文才のない、ふだんから、あらあらかしこ!の人なんですが、主人の文章はまるで小学生。
「桃、受け取りました。とても美味しかったです、ありがとう!暑いから気をつけてね」
と、親に書くならいいけど、後輩などにはあかんやろ!
ほどほど、きちんとした文章を書けるようにしておきたいな、と研究する毎日です。
で、自分で書かないから書けないんだよ、とちょっと放置したら、出来ない!と拗ねられて。ネットで文例とかあるでしょーが!と言いました(私もそういうの真似します)。
そうそう、最初におかげで と書きましたが、おかげさまで〜いたしました、と言いますよね。この間、ちょっとした会をしてもらった幹事さんが、「おかげを持ちまして、滞りなく開催することができました」と書いてたんですね。
うわ、おかげを持ちまして、かー。
ちょっと硬い感じもしますが、フォーマルには良いのかな。覚えておこう!✍️
最近、これどう使う?と検索すると、AIさんが登場して、このばあいはこうだよ!と言ってくれますが、わたし、なんとなくAIさんは若い気がするんですよね。もう少し勉強したいでー。
⭐︎⭐︎⭐︎
話変わって、今日病院に行きました。持病の薬をもらいに。2ヶ月に一度は近所のクリニックに行きます。
もう、5類になってからコロナの患者さんも普通に入ってきます。
「土曜から熱があるんです。咳が止まらなくて」「熱と嘔吐が続いています」
もう、見たら、あ!この人コロナ!とわかります。さっさと検査して、車に消えます。
クリニックには長居は不要ですな。
と言いつつ1時間待ってしまいました。あちゃ!帰ってウガイしよ。
先生が、「調子はどうですか?」と聞くので、コロナになってしんどかったです、と言ったら、そう!ノドが痛かったですか?と聞かれて、実はボクもかかったんだよね、と言われてました。あらま!先生、病院休んだんですか?
いや、休むわけには行かないから、別室からテレビ電話でお薬が出せる人は出して、触らなくちゃいけない人は断りました、ですって。まあ、いつもの喘息の薬ください、とか血圧の薬が、というパターンにはそれで良いんですよね。将来、具合の悪くない、慢性の方の治療はテレビ電話で自宅から受けられるようになると思います(断言!)だって、私、今日元気で熱もなくて、薬が欲しいけど診察受けないともらえないから行ったけど、コロナの患者さんの咳やくしゃみを浴びてしまいましたよ。まあ、こちらも掛かったからうつらないとは思うけど、高齢の人達が沢山いたので、これ、どうよ?と思います。
なんと病院に行くのに、携帯を忘れました。1時間暇だったので、母の話を財布のレシートの裏にセコセコ書いていました。それは、ここではない、ちょっとした文章を書くサイトで介護の話を読み耽っていたからです。介護って一言でいうけど、みなさん苦労してるんですよね。そんな時に何が気休めになるか。経験者の話が私はうれしいです。私も母の一連の流れを書いたらちょっとした短編くらいかけるので書いてみようかなと。
昨日母と会ったら、「なんも面白いことないわ!」とぼやきつつ、「あんたがきてくれるから嬉しいわ」と言っていました。独身の妹が最近施設に入って寂しくしていると言うと、あの子もねえ、養女でももらえば良かったのにね、なんて言ってました。ま、そんなの現実的でないですが、叔母が施設に入った瞬間、友達は潮が引くようにいなくなったそう。手紙も来ない、会いにもきてくれない、ひとりぼっちで退屈なのよ、と。そうなのか、友達は施設に入ったらいなくなるのねえ、と話していました。そうじゃない人もいるんだろうけど。基本は遠慮して来なくなりますね。母は退屈やわー、と言いつつ、オリンピック見たの?と聞くと、見た見た!面白かった!と言っていました。なにが面白かった?んー、知らんわ。
もう、面白いことも辛いこともなんも忘れてしまう母でした。