股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

前後運動と内外運動

2017-03-03 18:13:18 | トレーニングのこと
1週間のご無沙汰です。
フライデー松本です。

大阪、急に和歌山、岡山から高松に来ています。
その過程で曜日がわからなくなりました。
危ないです!
今日が金曜日だとさっき気付きました。



🍓人は主に前に歩く動物です。
従って、股関節は前に動く運動には慣れていて得意です。
右足を前に出す時には、左足は後ろに動きますので、人は前後の運動には慣れているわけです。


大学病院勤務時は、手術後の患者さんのリハビリを多く経験しました。
その時に、前後の運動は安全なことが多いので、まずは前後の運動から始めます。
しかし、内外の運動は痛みを出しやすいので慎重に行います。


人は前に歩く動物ですので、足を閉じたり開いたりする横(内外)の運動は苦手なのです。


私達が深圧を行っていても、内外の運動を行う内転筋群(ももの内側にある筋肉)や外転筋群(ももの外側にある筋肉)が硬くなり痛みを出しているケースが非常に多いです。
内転筋群は動作を安定させる働きがあり、外転筋群には体重を支える働きがあります。


ところが、不思議なことに股関節のトレーニングになると、やたらと内外運動が指導されるのです。
下手をすると皆さんがケガをしやすい運動が指導されるのです。


具体的に書くと、横歩きの運動、横向きに寝て足を真横にあげる運動、股の間にボールを挟み股をを閉じる運動などです。
股関節が正常であれば問題を起こしにくいトレーニングですが、股関節に問題を抱えている場合はケガをしやすいトレーニングになります。

プロが内外の運動を指導する時、内転筋群や外転筋群の硬さを触診した上で、『筋肉が柔らかいから安全』と判断して指導したのであればまだ安全と言えるかもしれません。

実際はそこまで確認することなく、お決まりのように指導していることが多いと思います。
私も、大学病院に勤務していた時は、何のためらいもなく指導していたものです。



股関節の痛みを取ろうとして、内外運動をした場合、かなりの高確率で股関節痛は悪化するでしょう。
中にはケガをして股関節痛が急に悪化する場合もありえます。


一時流行った股関節を閉じる筋トレ機器。



ちょっと怖いです。

もも上げや自転車をこぐ運動なんかは前後運動なので安全だと思うのです。
ただし、股関節痛がある時はかなりの注意が必要です。


股関節痛を筋トレで取ろうとする考え方が危険なのです。




変形性股関節症を怖がらないでね






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