股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

骨の痛み

2013-02-07 12:01:48 | 股関節の基礎
●大阪店の店舗契約が最終段階まできています。
小さな駅で出口がわかりやすく、歩く距離も短くなりますし、駐車場も目の前にあります。
契約が確定しだいお知らせいたします。

●私は2月15日から新大阪にまいりますが、施術場所は去年と同じここになります。
また、21日から3日間は高松にまいります。
高松では午後6時以降に空きがございます。(21日と23日)
ご希望の方がいらっしゃいましたら、こちらからお問い合わせください。





今から13年前の話です。

私の妹がももと顎を痛がっていました。
そこで、私が膝から股関節を診て、歯科医の兄が歯を診ました。
私は、痛みは筋肉が原因ではないと判断し、兄は痛みの原因は歯ではないと判断しました。
妹には整形外科受診をすすめレントゲンを撮って見ると、大腿骨と顎の骨の中に腫瘍が写っていました。


そんなことがあったので、私は骨の中に痛みを感じる神経がある事は理解しています。
しかし、この時妹は普通に歩いていましたし、激痛は訴えていませんでした。

骨をホースに例えると、ホースの中の空洞は骨髄で満たされています。
骨髄は液体状です。
その中には神経があるのですが、確実に言えるのは、激痛は感じません。


これは骨の中の話であって、股関節痛で問題になるのは股関節を構成する骨盤と大腿骨頭の表面です。


軟骨が存在する方の場合、骨と骨は直接当たりませんので、骨が痛みを出すことは考えられません。
軟骨が無くなって、いわゆる変形が進んでくると、レントゲン上で股関節の上下の骨(大腿骨頭と寛骨臼蓋)は白くなってきます。
専門的には“骨硬化像:こつこうかぞう”と呼ばれています。

この白さはカルシウムの濃縮された層になります。
レントゲンで白く映るのは、骨密度の高さを示しています。
骨硬化像は、皆さんの股関節を守るために骨が頑張ってくれた証拠です。
白いことは良い事なのです!

このカルシウムの層には神経はありませんし、骨と骨がぶつかったとしてもつぶれないようにガードするためにカルシウムの頑丈な層を作るのです。
皆さんの骨は素晴らしい能力を備えているのです。


骨と骨があったていても痛みを感じない人がいるのはそういう理由からです。



皆さんの中に、激痛を感じた事がある方も多いと思いますが、その原因は股関節関節包の炎症か筋肉の硬化による血流障害です。

骨には全く異常が無いにもかかわらず、強い痛みを訴えている方がいることがその証拠です。
また、骨の変形と股関節痛は比例しないことからも、股関節痛の原因は骨ではないことは明らかです。


診察では、レントゲンには写らない筋肉、関節包、靭帯といった軟部組織の触診や検査が必要です。
これは診察方の基本です。

軟部組織には、痛みを感じる神経が存在するからです。













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