股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

お尻の奥深くに存在するもの!

2012-10-25 07:47:28 | 股関節の基礎
今夜、札幌へ向かいます。
北海道の皆さん、待っててね~!
どんな服装で行けばいいのかわかりませんが、ライトダウンも持って行ってきます!




皆さんのお尻、お元気ですか?


股関節は “HIP JOINT” というくらいですから、皆さんの股関節はお尻の一番奥深くにあり、股関節を守る筋肉もお尻の深くに存在します。

 
尻ませんでした?

知ってましたね。


下の図2枚は、お尻の一番奥深くにある骨の図です。
骨盤と大腿骨とその間の股関節も写っています。
軟骨は写っていませんが、骨盤と大腿骨頭の間には5~7mm厚さの関節軟骨が存在します。

まずは皆さんが見慣れているかもしれない正面から見た図です。
皆さんは、レントゲン写真の画像として見る事が多いと思います。



次の図は、ちょっと見慣れない、骨を後ろから見た図です。
これがお尻の一番奥深くに存在します。
骨盤(仙骨も含む)、大腿骨とその間の股関節が写っています。







お尻の一番奥深くに存在するのは骨でした。
これから、お尻の一番奥深くからお尻の表面に向かって存在するものを説明します。
これから説明する内容は全てレントゲン写真には写りません。


まずは、股関節関節包とそれを覆う股関節の靭帯群です。
股関節がはずれないようにしっかりと固定してくれています。

人工股関節の方々にも強靭な靭帯群は存在します。
青の矢印が関節包、赤の矢印が靭帯群です。
この関節包は、大腿骨の表面にある骨膜が膨らんでできたようなものなので、神経が多く存在します。
股関節痛の原因となりやすい部分です。


更に奥深くから表面に向かうと、徐々に筋肉が写ってきます。
まず写ってきたのが腸腰筋です。(青い矢印)
赤い矢印は靭帯群です。
前側にある腸腰筋を後ろから見ています。





更に奥深くから表面に向かうと、お尻の奥深くにある筋肉群が写ってきます。
この筋肉は深い部分にあるので、骨の変形による関節包内の炎症の影響を最も受けやすくなります。


この深い部分にある筋肉群を“深層筋”と呼び、私共の深圧は、主にこの深層筋をしっかりほぐそうとしているのです。

そう、一番深くに存在する骨の変形による関節包の影響を一番受けやすいのが深層筋だからです。



深層筋の中でも深い部分にあるのが小殿筋や閉鎖筋と呼ばれる筋肉です。

小殿筋(オレンジの矢印)と閉鎖筋(赤の矢印)が写っています。


更に奥から表面に向かうと、多くの深層筋が写ってきます。
ここもまだ深層です。

中殿筋(赤い矢印)、梨状筋(青の矢印)、双子筋(緑の矢印)が写っています。


これら、小殿筋(しょうでんきん)、中殿筋(ちゅうでんきん)、梨状筋(りじょうきん)、双子筋(そうしきん)の痛みに悩まされている方は非常に多いと思います。

そして、その関連痛は膝や足首や腰まで広がろうします。

これらの深層筋群は、じっと立っている時にも股関節への負担を減らそうとして一生懸命働いてくれているんですよ。



更に奥から表面に向かうと、表面にある大きな筋肉が写ってきます。
大殿筋です。
この筋肉は、奥深くの股関節からは遠くなりますので、それほど股関節の影響を受けませんので、痛みを感じにくい筋肉です。




この大殿筋の上にちょっとの厚さの脂肪と皮膚があり、お尻の旅は終わるのです。



皆さんもお尻をほぐすときは、より深い部分を意識してみてはいかがでしょうか?










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