股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

衝撃を吸収するもの 2

2007-11-02 06:01:05 | 股関節の基礎
アンニョン、明後日はヤ~スミダ。
明日は休日だけど働くヒダ。
11月1日から505号室に移りましただ。
おらぁ、バタバタしてましただ。


『股関節には体重の3倍の体重がかかるんです』・・・うそです。

私の体重は70kg、一歩歩くたびに股関節に210kgも体重がかかっていては軟骨がすぐ無くなってしまいますよ。
銀座の中央通りをスキップなんてしたもんには、あっという間に軟骨がなくなりそうですね。
でもうそなんです。

確かに計算上は体重の3倍くらいかかるようです。
その計算式は納得がいきます。

しかし、しかしですよ、その数値には衝撃吸収が計算されていません。

人間の衝撃吸収力をなめると・・・ちょっと苦いかも、ペッペッ。

人がかかとを床につけると、ありとあらゆるセンサーが働いて筋肉がいっせいに収縮するんです。
いっせいに衝撃吸収スルンダ。
靴を履いていれば靴のかかとでの吸収、足裏のアーチによる吸収、膝下の筋肉による足首にかかる衝撃の吸収、ももの筋肉による膝関節にかかる衝撃の吸収、お尻周りの筋肉による股関節にかかる衝撃の吸収。
それはそれは衝撃的な衝撃の吸収です。
筋肉が正常でさえあれば、意外と股関節への衝撃は小さいのです。

『体重が3キロ増えたから、股関節には9キロの負担が・・・イヤ~ン。』
・・・と思うほどではないでしょうね。

体重が増えると、それを支えるために筋力も増える。
筋力が増えると、衝撃吸収力も増えるんです。
体重のちょっとした増減にビクビクすんじゃないよ~!


足裏のアーチと言えば・・・足裏のアーチと関連する外反母趾(がいはんぼし)の方が多いですね。
次回は変形性股関節症と外反母趾について考えるノダ。


変形性股関節症を怖がらないでね