充電すれば学校に行けるの？

昨日、ご縁があって初めてお会いする方でしたが
２人で会ってお話してきました。

今、小学校の息子さんが不登校とのこと。

中学受験で押しつぶされ・・・
ケン太のケースに似ています。

プライドが高くて偉そうなことを言うくせに
お子ちゃまで・・・
感受性が強くて・・・

これまたケン太にそっくり。

スクールカウンセリングに親だけが出向き、

「今は充電している時なんです。待っていたら行きたくなりますよ」と言われたそうな。

また、これか～って思ってしまったね。

待っていたら行きたくなる？
っていうか、今だって行きたいんだと思うよ。

息子さんの言葉の端々にそんな気持ちが読み取れるもの。

確かに充電して行ける子はいると思う。
でも、全ての子がそうじゃない。

それに行きたくなったら行けるの？
それが簡単にできるのなら、不登校になんかなっていないと思うよ。

行きたい気持ちがあって、何度も行こうとして、でも、できなくて・・・
それで家に籠ってしまうのだから。

安易にそういうことを言ってほしくないと思う。


それにスクールカウンセラーは学校に配備されている。

学校に行けないとすぐスクールカウンセラーを紹介されるけど、
学校に行けなくなった子が、学校にいるスクールカウンセラーに会いに行けないよね？

会いにいけるのはごく僅かです。
それも女の子がほとんどです。
男の子は厳しいです。

だから親だけが会いに行くことになります。

本人が会うことができないので、時間だけが過ぎてしまいます。
私もただただ３か月、現状報告のみで終わってしまいました。

それに・・・

カウンセリングの基本は「癒し」であって
積極的に何かを動かそうとするものではありません。

だから「心が満ちてくるまで、待ちましょう」になるのでしょうね。

でも、いくら待っても動けない子はいる。

残念ながらスクールカウンセラーが不登校を解決したという話は
あまり聞いたことがありません。

難しいのが現状だと思います。


その方はすでに、

「この子は待っていても動けないような気がする」と

別の方向で動き出していました。


頑張ってほしいな。




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