
ポスターは1000円…!
高っっぁぁぁ。
ちっこいサイズで、それかぁ。
どうせお家に飾るところもないし…
「パンフだけ下さい」(コラ!)
2011年6月20日(月)
東劇
シネマ歌舞伎 第13弾
女殺油地獄
片岡仁左衛門の有終の美を、
この目に焼き付けたっ。
さらば…与兵衛…
涙してから2年。
まさか!まさかまさか
再びお眼にかかれるとはっっ!!
3Dにはならないわけだから、
ペッタンコ感はあるんだよね。
映画だし。
あの、歌舞伎座の客席に
座っていた時の
いつもの空気は
もちろん感じられるわけがなぁい。
なのに、なのに、それなのに
臨場感タップリぃぃ!
与兵衛って
なんて軽やかに歩くのぉ。
若さ爆発っっ!
20代って身も心も晴れやか♪
ウキウキワクワクやん。
例え悩みがあったとしてもさぁ。
そうしてその明るさで
やっちゃったことが…
茶目っ気じゃぁ
済まされへんよ~になってしもうて…。
「小菊という名が1つ出れば、
与兵衛という名が」
何個出るんやったっけ(覚えてろ!)
そのツーショット
小菊(秀太郎)&与兵衛(仁左衛門)
…ムフ♪
さすがに兄弟。
大画面だとますます似てる♪
秀太郎は、後で
与兵衛のお母ちゃんに変身!
お吉(孝太郎)に
ちまきとお金を託す場面にホロリ…
コロリコロコロ…
悪い方に転がっていく与兵衛の運命。
でも、ほんの僅か。
些細なところで止まりそうに…。
「親父が愛しい」
そう与兵衛が思った瞬間…とか…。
与兵衛の大ピンチを、
お吉が信じそうになった瞬間…とか…。
「もしや与兵衛が
魔の淵から生還するかも!」
…イヤやわぁ。
物語を知っているはずなのに。
つい、手に汗握ってしまうやんかぁ。
プチン…ッ。
そうして、与兵衛の心の糸がぁぁあ。
”狂気”
そう2文字で表すだけじゃぁ物足りない。
あの、あの、あの
与兵衛の暗くて深い瞳に、
思わず吸い込まれそうに!!
ヒャァァアア!
ドアップなもんだから吸引力は
100万倍ぃぃいい。
思わず、与兵衛に
感情移入しそうになったっ。
こんな気持ちは初めてぇ。
殺人鬼の気分になりそうやったっ。
こんなんも初めてぇ。
陰惨で、油まみれで、血みどろ。
目を背けそうになる修羅場。
のなはずなのに、
様式美がそれを芸術に変える。
歌舞伎ってすんばらしい~ぃ♪♪
そんなこと判ってたはずやのに
脳天チョ~ップ!!
映画館には…
20人いたかなぁ…。
平日の夜ってこんなもんかもな。
皆さんもレッツ♪
新しい歌舞伎体験してみてちょ~よ♪
シネマ歌舞伎 女殺油地獄
チャリティーポスター
女殺油地獄 (2009.6.18記)
彼が立ち去った跡は… (2009.6.11記)
片岡仁左衛門 あの与兵衛が大スクリーンに甦る! (2011.6.12記)
シネマ歌舞伎 怪談牡丹燈籠 (2009.8.31記)
わが心の歌舞伎座 (2011.2.9記)
シネマ歌舞伎 天守物語 (2012.2.7記)
気になってますが、まだ行ったことが
ありません。
テレビで文楽・歌舞伎がかかっても、
ほとんど観ないんです。
理由は・・・
自分が劇空間にいないからなんです。
言い換えれば非日常の世界でないから。
新聞紙やら広告チラシが散らばってたり、
洗濯物が吊ってあったり(笑)する
拙宅の茶の間は日常そのもので
観る気が失せるのです。
その点、映画館ならいいんでしょうね。
オススメオススメぇぇぇ。
熊さんは行きたくな~る。行きたくな~る。
これで今週中には映画館にいると思います(笑)
早く行かないと終わってしまうかもしれへんし。
私が最初に気にしたのが「白塗り」
アップでどうなんねん。オバケみたいになってたら…。
杞憂でした。美しいです。歌舞伎俳優侮れません。
でもって、劇場ではキャッチできなかった
細かい表情がてんこ盛りです。
シネマ歌舞伎侮れません。
テレビとは全く違うやないですかぁ。
お菓子もビールも飲めるけど(笑)
映画をお茶の間で観て映画館に行かない派。
なのですが、最近「午前十時の映画祭」にハマッテしまい(笑)
大画面はスッゴイです。ええ、スッゴイスッゴイぃ。
あなたは行きたくな~る。行きたくな~る。
してないようです。
日曜日は、京都・円山野外音楽堂の宵々山コンサートに
行くから、その前に無理すれば行けなくは
なさそうやけどなぁ・・・
どうしょうかなぁ・・・
気になってたアップシーンも、問題ないとのことやし・・・
どうぞお楽しみ下さ~い♪
ドアップの仁左衛門に、
メロメロになって来て下さい(笑)
あちゃぁ。早、終わりそうなんですね…。
関西は…。
無理するとどっか身体が痛むかもしれませんね(笑)
「女殺油地獄」は諦めて、
10月の「熊谷陣屋」にチャレンジしはりますか?
全国公開やとは思うけど…(苦笑)
そのなかで武智鉄二さんの「熊谷陣屋」についての
見解が出ていました。
「熊谷の嘆きは、息子を身代わりにしたからではない」
・封建時代、功績は個人が受けるのではなく、家が受ける。
・主命で息子を身代わりにした功績を受けるはずの家(子孫)を、
自分の手でなくしてしまった。
・それに気づいた熊谷は・・・
↓
それを町人が観て、武士ってたいへんやなあ、と思ったと。
ありがとうございました。
秋のシネマ歌舞伎の楽しみが深まりました♪
って気が早いっちゅうの。
募金に垂涎の物販そのもの、舞台稽古の公開にチャリティ公演とか、色々な立場や考えで、何ができるだろうかって役者さんが頑張ってます。嬉しい。
もとより、眺めるような部屋に住んでないけど、大きなサイズのポスターを求めました。広い心に合わせて賛したつもり。2千円を義援金に出したら、こんな良いポスターが貰えたと思えば、ネ。
初めまして。
そうですよね。特に若い役、体力を消耗するものは、
一世一代と冠が付いて行くんでしょうね…(泣)
OH!ポスターを!
つい、貼る場所がない。と、手を引っ込めてしまいました…。
チャリティーの形も様々なものが出てきて、ほんと嬉しいです。
稽古風景を観るも良し、菊之助の舞踊を観るも良し、
トークショーも良し、玉三郎のライヴも良し。
自分がビビっと来たものにドンドン賛同するので、
どうか末永く開催して行って欲しいです。
東京で稽古風景が観たいっ。