アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

花組 復活 その2 カノン

2012年03月05日 | 宝塚歌劇

→ その1
2012年2月21日(火) 
東京宝塚劇場 2階12列下手

花組
ミュージカル・プレイ
復活 -恋が終わり、愛が残った-
-レフ・トルストイ作「復活」より-
脚本・演出:石田昌也

ネフリュードフはさ、
己の生活がトコトン嫌になって、
莫大な領地を農民に売っちゃうんだよぉおお。
農民の暮らしも描かれていて、
そりゃぁ悲惨なもんなんだけど、
それを当たり前に受け取とってる。
売買の話しも有難がらない。
何か裏があって騙されるんじゃないだろうか。
ただただもっと貧しくなるのを恐れてるのね…。
長年に渡る身分制度は、
人の考えをも固定化してしまうのか。
つくづくコワイと思ったよ…。
だって逆に貴族達は、
贅沢が当たり前だと思っているわけでしょう。
どちらにも不満がない。
だから延々とこの社会が続いて行く…。

そんな世の中はおかしい!
って立ち向かうのが政治犯。
シモンソンは本では下巻から登場。
芝居では、
追いかけられてるみわっち(愛音羽麗)が、
蘭トムに匿ってもらうんだね。

「私は恋をしない女」ってビシ!と決めてるのは
同志のマリア・パーブロア(花野じゅりあ
恋するカチューシャとのコントラスってことかしらん。
原作では、マリアが抱く、カチューシャへの
嫌悪感がチラっと出てるけど。
それを乗り越えた彼女達の友情っていうのが
またエエねんけど♪
貴族でありながら真っ向から国と対決する彼等と、
自分の心の変化に戸惑いながら、
必死に突き進もうとするネフリュードフとの
生き様の違いをもっと描いたら、
カチューシャを真ん中にして2人の姿を見た時、
もっと深い印象を受けただろうになぁ。

カチューシャがシベリアに送られて行く時、
ネフリュードフはズ~っと追いかけるんだけど、
そこで彼が目にする囚人達の行軍が大変でねぇええ。
死人もバタバタ出るし…。
こんな場面、ヅカでは避けて通るだろうけど。
これがないとロシアの厳しさが判らん気がする…。
♪カリン カカリン カカリンカマヤ♪
って、朝夏まなとが唄ってくれるだけでも
気分は出るけどさぁ。それなら
♪走れ トロイカほがらかに 鈴の音高く♪
これも唄って欲しかったけどさぁ(ほんまかいな)

ロシアといえばマトリョーシュカも出して欲しかった♪
…って、どうやって!

ネフリュードフの愛。
これが本の中ではユラユラ揺れててね。
その”機微”っちゅうのが、
芝居ではど~だったのか…
B席でそれをキャッチしろっつ~のは無理だわな、
SS席の友達は満足しておったからのぉ。
きっと、蘭トムの細かい表情も
手に取るよ~だったんじゃぁのぉ…。
私ぁスカステOA待ちかぁ。

♪命の重さの意味を 君が教えてくれた
愛は終着点でなく 出発点だと♪

それにしても、文豪トルストイワールドが
しっかり注ぎ込まれている気がしない…ぃ。
宝塚は夢の世界
だから、そんなもんは要らないんだろうな…ぁ。
それならエッセンスだけ拝借して、
”原作あり”って看板掲げない方がいいと思うなぁ。
「トルストイの復活」とは別物に見えるし。
Mr石田の読書感想文…。
って感じにもなってしも~たし。
ハプスブルクの宝剣』の時も、
原作読んでブッッ飛んだもんねぇぇ。
目からウロコがボロッボロッ!
舞台より濃いわ豊かだわ繊細だわ!

ロシア文学って、
高校時代にドストエフスキー
罪と罰』を読んで、二度と近寄らない!
そう思った国だったんだけど、
トルストイの『復活』はスス~っと読めた。
っつうかまだ読んでるとこなんだけど…。
ヅカ版『復活』観ただけじゃぁ、勿体無い。
どうせなら本も読んじゃえ、読んじゃぇ。

 トルストイ復活(下)

まあ、なんじゃかんじゃと茶茶を入れてしもうたけど、
原作読んでなかったらそれはそれで楽しいのかも…。

あ、話しは戻るけど。
ってまだ続くんかいっ!長くてごめんなさいぃ
刑務所に面会に来たネフリュードフ。
この中がまたまたむさくってさぁああ。
これもヅカではスルーするのは当たり前か…。

でさぁあ…
「あたい」
ヅカでは、やさぐれた女やジプシー娘は
必ず自分の事をこう言う!
なんだかなぁ…。

ネフリュードフを愛するが故に、
冷たい言葉を叩きつけて、嫌われようとする。
「あんたが最初の客だったんだよ!」
なんて悪態ついたりするのね、カチューシャ。
そんな彼女をみつめるファナーリン弁護士(華形ひかる
みつるのオールバック系髪型がMYツボ♪
え?なんかカチューシャに惚の字なの?
気がつかんかったわぁああ。

…舞台のオチ書いてないわ!まあいっか(おいおい)
だってぇ、”夜公演限定!特別抽選会
掠りもしなかったしぃぃい。チェ~。
もっとぎょうさんの人が当るよ~にしてやれよぉ。チェチェ~。

 

レビュー・ファンタシーク
カノン-Our Melody-
作・演出/三木章雄

ドンヨリ感満載で終った芝居…。
さぁさぁさぁ、
ショーでフっ飛ばしてちょ~だいよぉ。
お願いしますよぉ。三木しぇんしぇぇえ。
って雰囲気が周りに充満してる気がする…ぅ。

うわぁぁああ!
エネルギー爆発っっっ!
ダンス!ダンス!ダ~ンス!!
蘭トム(蘭寿とむ)ダンスモード全開っっ!!
嗚呼、これが花組なのよぉぉお。
そうでしょ、そうでしょ、そうでしょ~。
「お帰りぃ蘭トムぅぅぅう」
って毎度言うてどうすんねん。
もう3公演目だっせぇ。
あ、そっか。

ダンスが蘭トムなら、歌はえりたん(壮一帆
ロン毛で銀橋渡ったりすると、
爽やかさんだぁあ♪

第2景 ノクターン
みりおん(実咲凛音)との白い場面に
ポ~ぉ♪1枚の絵画のよ~に美しい♪

第7景 フィナーレ
最後のデュエッドダンスが2組になってて!
そこにまたこのカップルが!
上手奥にみりおん
下手銀橋脇辺りにえりたん。
2人を繋ぐ道が出来てるのぉ♪
これも絵的にステキだったわ~い♪

カナリア』でタッグを組んだ”えりみり”
このまま突っ走ったりすんのかなぁ。
プッシュされてるってことかしらん。
最初2組ってど~なの~。
って思ってたんだけど、美しかったでございます。

第3景 アダージオ
みわっち(愛音羽麗)芽吹幸奈ちゃんの
カップリングに思わずズ~ムイン。
くみ(芽吹幸奈)ってスカステじゃぁ、
ほんわかほわほわしてるのに、
大人のムード出したら最強~!
ああ、たまらん♪
そっか!どんだけ舞台から遠くても、
キャッチ出来る時はド~ンとくるんだなぁ。
それでも、なかなか双眼鏡越しに
全員を眺めまくるってことは不可能で…。
どのシーンもこのシーンも、
もそっとゆったり観たかったぁ。
B席って…肩がバッキバキでグッタリぃぃ。
でも観劇予算が少ないんじゃけん、仕方なかですばい。

第4景 カンタービレ イン ジャズ
ウキャ~!
ラインダンスのその被り物は…もしや
シークレットハンター』かえ?違うかな?
いうやぁ、あの深海魚みたいな
あぁ熱帯魚か…。
ヒラヒラした頭の使いまわしが出来るとは、
アッパレじゃ!

蘭トムとツーショットの朝夏まなと
卒業なの?ってなズームイン。
いえいえ宙組に異動ですからぁ。
こういう場面ってフツ~は、
トップと2番手だと思うんだけどなぁ。
えりたんとの構図をちょっと妄想~ぉ。

カノンとはクラシック音楽の用語で、
同じメロディーを一定の時間をおいて
別の声が追いかける様式を指す。
そこにシャンソン、カンツォーネ、ジャズetc
世界の名曲がズラリ。
レコラージュ』(2003年雪組)を思い出す曲もあったり♪
あれも三木作品じゃないか。
パンフ買ってないから(おいおい)
場面も歌もブツ切りでしか覚えてないんだけど…
うう~ぅぅううう!
ショーだけ観たい。観たい、観たいぃぃ。
その昔はそういうシステムってあったんでしょ。
チケ代半分でさぁ。
それならリピしまくるっちゅうねん!
歌劇団ももっと商売上手になったれよ。
嗚呼、もう1度観たいぃぃ。
…ハ!全国ツアーだっ。あそこでもう1度ぉぉお。 

03年 雪組 レ・コラージュ (2006.12.19記)
07年 星組 シークレットハンター (2007.5.12)
11年 花組 カナリア (2011.11.16記)  

花組 夜公演限定!特別企画 (2012.1.15記)
花組 復活 その1 (2012.3.4記)

復活〈下〉 (新潮文庫)
トルストイ
新潮社
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8 コメント

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良いお芝居でした (moochy)
2012-03-05 12:32:28
昨日(日曜日)に観て来ました。
2階のS席は、サイドブロックはガラガラでした。日曜日なのに!
とにかく今回の舞台はイメージ暗すぎですよね。
ポスター見ても寒そうなだけでしたし。
でも原作を読んでいなかったおかげで(?)私はお芝居楽しめました。
重い内容ですが、壮さんが時々笑わせてくれました。
シモンソンがいつのまにカチューシャを好きになったのか、ちょっとわからなかったですが、
まあその辺は宝塚ということで。

もう一度、今度は1階の割と前の方で見る予定です。
(友の会のチケットが2回当たっちゃっただけなんですけど…。)

やはり… (かしまし娘)
2012-03-05 16:53:08
moochy様
やっぱり原作は後から読むべきなんですよね。
最近の翻訳物で『オネーギン』も『ハプスブルクの宝剣』もそうしたのに…。
魔が差したと申しましょうか…、失敗…。
それとも、宝塚歌劇は恋愛一直線。
国家体制なんてバックグラウンドは気にしないのよ。っていう鉄則を
きちんと抑えておくべきなんでしょうねぇ。ああ、無念…。

ポスターはMYツボだったんです。なんだか評判良くないのかな?(笑)

割りと前の方っっ!!おめでとうございま~す♪
友会で休日が当るなんて、その昔は確立がめちゃくちゃ低かったんですが、
去年だったか友人が3列目サイドを2回も当てるし。平日ですけど。
サヨナラ公演で2列目ドセンターってのもあって…。
私はいつも端…良席は全然巡ってきません(笑)
最近は1階席争奪戦そのものに参戦出来ていません…トホホ。
作品も役者も良いが (さとこ)
2012-03-06 03:55:39
ムラはお正月公演だったんですよねぇ...
石田演出ってところで、そもそも敬遠されてたところに
「正月から暗い」というクチコミばかりが聞こえてきて
「淫売」「売春」なんてワードが盛りだくさんのため、お子様連れには好まれない。
せめてポスターは、若き日の軍服らんとむさん&かわいいカチューシャらんちゃんにすれば良かったのに。
原作は読まない方が絶対楽しめますね。

三木先生のショーは、人の使い方がちょっと...デリカシーに欠けるなあと思いました。
Wデュエットダンスは非常に美しかったですが、何も銀橋に4人並べることは無かったかも。
らんとむさん、えりたんのスポットライトの絞りタイミングも完全に同時で、これはうーん…と。
二番手えりたんはWトップ並みに持ち上げられているように見えて、男役のダンスシーンからはことごとく外されてしまってるし。
トップ内定でも出ていれば、違った見方もできたのでしょうが。
朝夏まぁくんがらんとむさんと踊るバックの大階段に、みわっち・みつるくんがニコイチのように降りてくる扱いも色々残念。
退団者を送り出す場面も、なぜか退団者が全員出ていないモヤモヤ感。

ただでさえオリジナルは厳しいのに、オーシャズ11と月組サヨナラに挟まれ
東京公演は1週間長いことも売れ行きに追い打ちをかけているような…(汗

ネフリュードフ役もかっこよく演じてらっしゃるとは思いますが
らんとむさんだったら、明るい作品が観たいです。
初めまして (かしまし娘)
2012-03-06 12:39:48
さとこ様
初めまして
お正月暗かったでしょうね…。
『ハプスグルクの宝剣』をムラで観た時もドンヨリ気分で…。
やはり、原作は無視した方がいいですよねぇ(汗)

ショーのスポットっ。そこまで気がつきませんでした…。
双眼鏡を持つ手が震えてしんどいって方に頭が行ってたんかなぁ(アホです)
えりたんの踊ルシーンが…驚きました!
ダンスの人じゃないけれど…。次回からもあんな扱いだとあんまり…。
そうですよね。退団者も…。

東京公演のこの感じは…如何ともし難いです…。
お得なチケットもぎょうさん出てるし…。
劇団にもっと商売上手になってもらわないと…。

ネフリュードフもイイんですが…苦しむ男もエエんですが…。
私もやっぱり明るい役が似合うと思います。後、青天が好きです♪
蘭トムにバッチリ似合う役でリピしまくる日が、早く来て欲しいです。
友人が (キャマ)
2012-03-06 12:59:21
久々に宝塚らしい暗い作品(どんな定義だ…)で、よかったと言ってました。
尽くした揚句に、尽くした心が重荷とか言って、他の人と結婚しちゃうんだ~って。
暗いと言いつつ、『だ~』って。
ショーは、長いな…と感じたらしいです。

で、貸し切り公演ガラガラで、生徒は可哀相だとも言ってました。
一途 (かしまし娘)
2012-03-06 16:49:23
キャマ様
>宝塚らしい暗い作品
爆!!

そうなんです、一途なんです。そうなんです、あれがヅカなんです。
判ってるつもりなんですけど…これじゃぁトルストイ先生もビックリ!
ロシア文学をナメテんのかぁ。って言いたくなったりもして…。
全然ロシア贔屓じゃないのに(笑)
脳内の切り替えが効かないアホです。私はぁ。

ガラガラねぇ…貸切なのに!!生徒も可哀想ですが、
そんな座席を見るお客も涙が出そうになるんです…。
ここは何処?…お江戸やんなぁ…って(ポロリ…)
あんまり (ともりん)
2013-09-25 22:15:26
最近 スカパーで観ました
正直 あんまり 面白く なかった個人的には トップ娘さん 今 いち
初めまして (かしまし娘)
2013-09-26 10:35:22
ともりん様
もう、全然面白くなかったです。だからでしょうか私の記憶から消えてました(笑)
トップ娘役さん…。私も同じ気持ちです。
『オーシャンズ11』で初めて、やっと、ええやん。って思えました。
本人にカチっとはまる役が来るかどうかにもよるのでしょうが、
こう…ねぇ…何か…物足りません…。

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