明治、大正、昭和の文豪、
永井荷風が送った
老後の様子を生誕140年、
没後60年となる今年に上演。
2019年4月17日(水)
紀伊国屋サザンシアター 18:30開演 11列センター
劇団民藝
新・正午浅草 荷風小伝
新・正午浅草 荷風小伝
作・演出=吉永仁郎
演出補=中島裕一郎
演出補=中島裕一郎
【キャスト】
永井荷風(本名は壮吉):水谷貞雄
若い男(カメラマン):みやざこ夏穂
福田トヨ(近所の女):田畑ゆり
お歌(荷風の昔の妾):白石珠江
お雪(玉の井の娼婦):飯野 遠
永井久一郎(荷風の父):伊藤孝雄
老人(荷風の友人):松田史朗
喫茶店の女給<ダブルキャスト>:高木理加、長木 彩
東京日日新聞の中年の記者:佐々木 研
東京日日新聞の若い記者:大中耀洋
壮士風の男:梶野 稔
昭和32年秋。
昼下がりの市川市八幡。
永井荷風(水谷貞雄)は77歳で独り暮らし。
書斎にもち込んだ七輪に木片をくべて、
野菜入りの自称“釜飯”をつくっていた。
そこへかつての愛妾お歌(白石珠江)が
久しぶりに訪ねてくる。
久しぶりに訪ねてくる。
お歌はわびしさに驚くが、
荷風は2千万円の預金通帳を入れたカバンを
置き忘れたことも面白おかしく語ってみせる。
思わずお歌の視線はカバンへ。
思い出話はやがて40年書きついだ日記へと移り、
名作「濹東綺譚」の娼婦お雪(飯野遠)との
日々がよみがえる…。
オープニングは、
荷風は2千万円の預金通帳を入れたカバンを
置き忘れたことも面白おかしく語ってみせる。
思わずお歌の視線はカバンへ。
思い出話はやがて40年書きついだ日記へと移り、
名作「濹東綺譚」の娼婦お雪(飯野遠)との
日々がよみがえる…。
オープニングは、
ステッキを杖替わりに歩いている
お爺さん。
その人をカメラ片手に追いかけてる
若い青年。
どういうストーリーなのかなぁ。
永井荷風の事は、
永井荷風の事は、
小説も何も読んだことがないもんで、
知識ほぼゼロなんだぁぁ。
“民藝の仲間”(劇団後援会)から
届くチケットの座席が
届くチケットの座席が
最近はほぼ5列目だったもんで、
今回みたいに11列目に座ると、
あまりにも舞台が遠いかも…。
なんて最初は不安だったのよ…ぉ。
ウキャァア♪
永井荷風が
永井荷風が
のほほ~んとしてて、
振りまく空気が、
何気にあったかぁぁい♪
埃まみれの書斎に、
どこからともなくやってくる猫。
荷風は、ただネコと呼んで、
餌なんかもあげてるみたい。
この猫がさぁ、
鳴き声だけなんだよねぇ。
それなのに、
確かに荷風の側にいるように、
感じちゃうのよぉお♪
演劇のマジックだね♪
でも…
舞台は暗いし、暗転が多いし、
舞台は暗いし、暗転が多いし、
周りのお客さん数人が、
何度も溜息つくし…。
じぇんじぇん前のめりになれなぁい。
休憩…
しかぁし!第2幕は!
グイグイッと前のめりぃい!
女性関係の話しが主で
女性関係の話しが主で
しっとりしていた1幕目から、
ガラリと雰囲気が変わって、
ガラリと雰囲気が変わって、
作家としての存在がクローズアップ。
銀座のカフェに出掛けたりもする。
菊池寛と仲が悪かったのかぁ。
仲を取り持とうとアタフタする、
新聞記者(佐々木研)も大変そうだなぁ。
それにしても、
荷風って売れっ子なんだねぇ。
記者に追いかけられないように、
銀座から浅草へ
お気に入りエリアをチェンジ。
そんな穴場を教えてくれる
友達(松田史朗)って人も、
劇団民藝
2019年4月17日(水)~28日(日)
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA