ぎょうりやま

かいちょうさんの日記

桜の心

2018年04月05日 | 日記
明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは
…浄土真宗の開祖、親鸞聖人が詠んだ歌とされる

今美しく咲いている桜を、明日も見ることができるだろうと安心していると、夜半に強い風が吹いて散ってしまうかもしれない

今の栄華がいつまでも続くとは限らない
はかなく散りゆく桜のように…

散る桜、残る桜も散る桜
…良寛和尚の辞世の句と言われている

どんな人の命も桜の花のように、いずれは散っていくものである

二つとも仏教の諸行無常を詠っている

では、お道ではどうだろうか
散りゆく桜の花びら
それは
はかなく移り行く諸行無常を意味してはいない
それぞれの人生の新たなるスタートを祝う

お祝いの花吹雪である^^

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