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シンガポールは今日も暑いなあ。

タイプーサム余禄その1。

2009-02-10 | リトルインディア&インドなもの
◆余禄その1・前夜祭◆

前日もリトルインディアにいた我々(笑)。ムスタファ近くの大きな広場でタイプーサム前夜祭・ミニコンサートが開かれていました。



観客は、東洋系やウェスタンは200人に1人?女性は400人に1人か?という、圧倒的なインド系男性度!(笑)。司会も歌もオール・タミルで対応不能でしたが(笑)涼みがてら、タミルソングスに耳を傾けてきました。ノリのいい曲だと、その場で踊る人も♪

週末あれだけたくさんの男性が集まりながらも、騒ぎや揉め事を見た事がないリトルインディア。このコンサートも無料、出入り自由でたくさんの人がいましたが、みんな押し合いへし合いする事もなくのんびりと観てはりました。



様子見の人は立っているし、「おっ面白いかも」とおもむろに"体操座り"に加わる人も。何とも微笑ましい光景です。ちなみに右端に写る黒いシャツは、インド系男性のものですので念の為。日本人にはまず似合わないこのデザインが、よく似合う。…夫だと、まるでミナミの帝王・銀ちゃんの子分です(笑)

さて、タイプーサム当日のリトルインディアも、いつもに増しての「インド系混雑」で、息苦しくなるほどでしたが…

みんな、ぐいぐい押したりしない。体が当たったら「ごめん!」「いや、ええよ~」のやり取り。狭い通路で、こちらが通り過ぎるのを待ってくれていたり、当たっちゃって謝ったらニコッとしてくれたり。もちろんその逆も。

隣のおっちゃんと目が合えば、「ホンマたまらんね~(汗)」と笑いかけてきはるし(笑)この街の人ごみでは、精神的な不快感を感じる事が非常に少ないです。歩きにくい事は歩きにくいけど(笑)

最近は毎週末リトルインディアにいますが、街でも、あの広いけど通路の狭~い(汗)ムスタファでも、結構こんな感じの事が多いので…例えば自分が通れずに待たされても、短気なはずの私も気長~に待っちゃう(笑)余りに困ったら、回り道すればいいしね。

もちろん物事の一面だけを見て判断する事はできません。私とは全く違う意見をお持ちの方もあるでしょうし…。宗教的なものか、この国の刑罰の重さが関係あるのか。はたまた私が行く時、いつもたまたまそうなのか。


(タイプーサムのセラングーンRd沿いで。)

でもな~…と思いつつカフェの外テーブルでお茶を飲んでいたら、おじちゃんが歩いてきて、私の前に並んでいた大きな植木鉢の葉っぱにひっかかり「おっとと」となった。そしたらタイプーサム見物中だった若い兄さんが、すぐに「おっちゃん大丈夫か?」って、通りやすいよう植木鉢をずらしてあげてました。

そんな、リトルインディアに癒されています。

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