まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

上白滝駅

2012年09月05日 | 網走管内
前回からのつづき

一旦、滝上に出て、国道273号線を南下しました。
さらに国道333号線を東へと向かいまして、
次に立ち寄ったのが上白滝駅です。


いかにも田舎に似つかわしい、この古びた駅は、
巷では「秘境駅」として知られているのです。



その秘境駅たる所以は、列車によるアクセスの不便さにあります。
何せ網走行きの普通列車で7時4分に着きますと、
お帰りは旭川行きの17時8分まで待たないといけません。
実に10時間の待ち時間です。
逆の行程ですと、次の列車まで一晩ここで過ごす事になります(笑)



こちらが駅前通り(?)です。
見るからに、寂しすぎます。
脇に停めてあるナンバーが外された車が一層寂しさをかきたてます。
ここで10時間以上過ごすというのは、至難の技ですね。


ちなみに国道からこの通りを通って駅舎までは、
ほんの数百メートルしかありませんので、
車でアクセスした場合には、
秘境駅という意味合いはかなり薄れてしまいます。



こちらは駅舎の中です。
夏真っ盛りだというのに、スノーダンプが置きっぱなしです。
ポスターもはがれたまんま・・・



この上白滝駅の前後の駅はと言いますと、
3.3キロ先に白滝駅がありますが、
反対方向の上川駅だと34キロも先となります。
上り普通列車ですと1時間8分もかかりますが、
これは日本最長の所要時間となっているそうですよ。



駅の案内板をよーく見ますと、
「かみかわ」の字体がちょっと他とは異なっております。


近づいて見ると、うっすらと「おくしらたき」の文字が見えました。
どうやら、以前は上川駅との間に奥白滝駅なる所があったようです。


この駅もいつかは無くなる時が来てしまうのでしょうか。


<この日の走行距離>紋別からここまで158キロ

↓一日一回ポチッとクリックしてね
人気ブログランキングへ
(北海道部門120位あたりにおりましたが、今日はどうでしょう?)

↓こちらもよろしく
日記@BlogRanking