まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

ピラオロ展望台

2010年12月09日 | 網走管内
前回からのつづき

道の駅「しらたき」からは旭川紋別自動車道を降りて、
国道333号線を進みました。
ほとんどの車が自動車道を通るせいか、
この国道、はっきり言って交通量が少ないです。
他の車に影響されないので、マイペースで走るにはちょうどいいです。



やがて、サロマ湖岸へと出て、次に立ち寄ったのがピラオロ展望台。


ここは湖の南岸中央部に位置する展望台ですが、
サロマ湖が大きすぎて、東のはてがぼんやりとしか見えません。


さすがに道内で一番大きな湖です。


遠くには湖とオホーツク海とを隔てる砂嘴が見えました。
この砂嘴だって全長20キロにも及びます。



ところで、ピラオロとはアイヌ語で「がけのある所」という意味でして、
哀恋伝説が残されております。


かつて、この付近でアイヌ同士の戦が起こりました。
トコタンアイヌの若者サンクルは戦場に赴きますが、
彼は帰ってくることはありませんでした。
彼を見送ったマチカは涙に明け暮れたあげくに、
このピラオロ台より身を投げたそうです。


サロマ湖の湖水が塩辛いのは彼女の涙によるんだとか。

<この日の走行距離>滝上からここまで140キロ(道の駅「しらたき」から86キロ)


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