まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

北黄金貝塚

2010年05月16日 | 胆振管内
前回からのつづき

黄渓駐車場から道道2号線をさらに進み、
国道453号線へ出て伊達へと向かいました。
さらに伊達から国道37号線を室蘭方面へと向かった途中で、
立ち寄ったのが北黄金貝塚。


ここは縄文時代中頃(6000~4000年前)のムラの跡です。
貝塚、住居、墓、鹿を捕るための落とし穴、
祭祀のために土を盛り上げた跡などが発掘されました。



こちらは復元された竪穴式住居です。

1軒の住居には5人前後が住んでいたそうです。

中は見かけ以上に広く感じられ、
寝泊りするだけであれば、5人位ならゆうに入れそうです。


中では炭で火をおこしておりまして、少し煙たかったです。
実際にこうした事をやっていたのであれば、
住むにはちょっと難ありかもしれません・・・



住居は丘の中腹にありまして、
その丘を登って行きますと、


そこには貝塚がありました。

15メートル×15メートル程と結構大きなものです。
その深さは数十センチにもなるそうで、
これだけの貝殻が積み上げられるには相当な年月を要したことでしょう。



貝塚と竪穴住居と、その向こうに現代の住居。

時代を超えた不思議な取り合わせです。


<この日の走行距離>釧路からここまで434キロ(黄渓駐車場から39キロ)

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(北海道部門80位あたりにおりましたが、今日はどうでしょう?)