まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

摩周湖第三展望台

2008年09月16日 | 釧路管内
前回からのつづき

サルボ展望台から、国道391号線を北上、
さらに弟子屈から道道52号線へと入り、
やがてたどり着いたのが、摩周湖第三展望台。


第一展望台は駐車場代が有料ですが、
ここ第三展望台は無料です。



摩周湖は周囲20キロ、面積19.6平方キロメートルのカルデラ湖で、
周囲を絶壁に囲まれております。



摩周湖に注ぎ込む川はなく、不純物が運び込まれないために、
湖水は限りなく純粋で、深い青色の水をたたえています。



その透明度は35.8mと、世界屈指の透明度を誇っています。


ところで、湖の中ほどにはカムイシュ島という島があります。

ほんとに小さな島にしか見えませんが、
これでも周囲250m以上、高さ20m以上もあるんだそうです。


カムイシュとはアイヌ語でカムイ(神)、シュ(老婆)という意味だそうでして、
次のような伝説があります。

その昔、コタン(アイヌの集落)同士が争い、一方のコタンは敗れます。
敗れたコタンの老婆と孫は逃げ出しますが、途中で孫がはぐれていまいます。
老婆は摩周湖までたどり着き、そこで孫を待ち続けますが、
疲労により、動けなくなってしまいます。
そして、そのまま島となってしまい、その島がこのカムイシュ島なんだそうです。
そのため、摩周湖に誰かが近付くと、
老婆は孫が現れたかと喜び、うれし涙を流すんだそうです。
それが、霧であり、雨なんだそうです。


だからでしょうか、摩周湖は霧の出ることが多く、
「霧の摩周湖」などとも呼ばれております。
逆に、霧の出ていない摩周湖を見ますと、
「結婚出来ない、出世出来ない」などと言われているようです。

ですが・・・
私が来ますと、ご覧のとおり、
霧で見えないなんて事がないのです。

これは一体、どういう事でしょうか?
今のところ、当たっていますが・・・


摩周湖の反対側には硫黄山を眺める事が出来ました。


さらに、その麓に広がる畑は様々な色が折り重なっていて、
さながらパッチワークのようで綺麗でしたよ。




・・・・・・
それでは次へと向かいましょうか。



<この日の走行距離>釧路からここまで102キロ


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(北海道部門60位あたりにおりましたが、今日はどうでしょう?)