ねこやま

徒然備忘録

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悪夢のエレベーター / 木下半太

2010-11-12 07:22:06 | か行作家
抜粋

後頭部の痛みで目を覚ますと、緊急停止したエレベーターの中。
浮気相手のマンションで、犯罪歴のあるヤツらと密室状態なんて、
まさに悪夢。
笑いと恐怖に満ちたコメディサスペンス!






























お客様からのオススメで。
わざわざ持ってきてくださり。
手に取るのが遅くなってしまったけれど、読むのは一瞬だった。
一言でいうならば、おもしろい!
評価が普通なのは、普通におもしろかったってことだ。
自分の物差しで計るとこのぐらいかなっていう感じってだけ。
万人受けしそうな、誰でも入りやすいお話。
ギャグか漫画みたいな展開に興冷めする頃に、
事件の真相をあっさり暴露。
それからは事件の収束のためにドタバタが続き、
最後はキレイにまとまって終わり。
起承転結がよくできていると感じた。

登場人物は4人。
浮気相手のマンションから身重の妻の待つ家へ帰る途中の男。
やたらとしゃべりかけてくるやくざっぽいヒゲ男。
黄緑色のシャツをきた筋肉質だけど痩せぎすのバッタ男。
ゴスロリ系ファッションの陰鬱とした魔女みたいな女の子。

このうち3人が一人称になって順番に話が進む。
ドラマを見ているようだった。
というか、調べてみたらドラマをやっていた。
フジテレビで。しかも去年。
全然ノーマーク!堤下敦も出てる!

著者の略歴を見ると、脚本家なのねー。
どうりで流れがキレイ。
場面が浮かぶ。

小説だけど、半分以上が会話なので、読書初心者にオススメ。
登場人物たちの心理描写が単純なので、重すぎず軽い。
不慮の事故が起きてもコメディタッチで暗くならない。
最後にちょっと毒を残すところも気持ち悪くないし、良いと思う。
何か重い話の後に読むとスッキリしていいかもしれない。


2008.04.18

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