抜粋
引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、
次が悪魔めいた長身の美青年。
初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」
と持ち掛けてきた。
彼の標的は―――たった一冊の広辞苑。
僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を
買いそうになった実績をもっているが、
書店強盗は訪問販売とは訳が違う。
しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持っ . . . 本文を読む
抜粋
祥伝社400円文庫の、テーマ「無人島」
の一作として書き下ろされた作品。
海水浴のために無人島へやってきた17歳の少女5人。
帰りの船に乗り遅れ、その島で一夜を過ごすことに。
しかし、彼女たちの他には誰もいないはずの島に何者かの気配が……。
古本で発見。
この孤島シリーズではこれで三冊目。
恩田陸puzzle 歌野晶午生存者 . . . 本文を読む
抜粋
「お前ら、いつか結婚するぜ」
そんな未来を予言されたのは小学生のころ。
それきり僕は彼女と眼をあわせることができなくなった。
しかし、やりたいことが見つからず、
高校をでても迷走するばかりの僕にとって、
彼女を思う時間だけが灯火になった・・・・
ちょっとした金を盗むため、
旅館の壁に穴を開けて手を入れた男は、
とんでもないものを掴んでしまう
8ミリフィルムを現像する . . . 本文を読む
抜粋
虚実の狭間を、流れる意識のごとく縦横に語る代表作他、
ホラー、ミステリ、SF、ショートショート等々、
恩田陸のあらゆる魅力がたっぷり詰まった、物語の万華鏡。
この一冊で恩田陸の作品世界が一周できる!入門書としても最適。
物語の世界へ、ようこそ!
怖い思いをしたい人、
冴えた謎解きを味わいたい人、
じんわり感動したい人、
全てのリクエストに応えます!
『図書館の海 . . . 本文を読む
抜粋
アースシーのゴント島に生まれた少年ゲドは、
自分に不思議な力がそなわっているのを知り、
真の魔法を学ぶためローク学院に入る。
進歩は早かった。
得意になったゲドは、禁じられた呪文を唱えてしまう。
わたし、翻訳モノ苦手だ。気づいた。
きっと、苦手なんだ。
学校で句点(まる)読みってあったと思う。
この本はそれをやったら確実にブーイン . . . 本文を読む