今朝は小雨です。気温も8度ちょっと。寒いですね。昼になっても13度くらいとか。今日も、昨日同様、12月上旬の気温くらいにしか上がらないと言います。雨も降り、お日様も見えないことですし、体感温度は、昨日よりずっと下ですね。
今朝、公園のそばを通った時、カラスが一頭、公園の真ん中を歩いていました。テレビでカラスが公園の滑り台で遊んでいる姿を見てからというもの、公園でカラスを見かけるたびに、滑り台のところへ行かないかなあと、ついつい思ってしまうのです。
で、今日はぐるりと公園の周りを歩き、少々遠回りをしてきたというわけなのですが、だめでしたね。もしかしたら、一人遊びが出来るようなカラスではなく、ただの「ぼんやり君」だったのかもしれません。
それとも、お日様が照っていないお天気が気に入らなかったのか、あるいは、この公園の滑り台は螺旋状になっていて、テレビで見たような古典的な滑り台ではないのが気に入らなかったのか、いろいろ考えながら見ていたのですが、もしかしたら、このカラスの勘太郎さんからしてみれば、「何をほざいとる。カラスの勝手じゃ」だったのかもしれません。
熱い視線を、一人送っていた私のことなど、どこ吹く風で、エッチラオッチラと歩き回っていましたから。しかし、見ているうちに、「カラス風情」ならぬ、「カラスの風情」というものは、なかなか乙なものです。人間と同じように、どこやら喜怒哀楽の表情やら、思考している姿めいたものまでが感じられてくるような気がするのです。
さて、昨日の「Aクラス」。『日本語能力試験の模擬』が、6月から7月のころの成績と比べても、全く目も当てられぬ惨憺たるものだというのに、もう「明るい」のです、底が抜けたように「明るい」のです。「せんせえい、忘れたあ」。「ほんと。わる~い。なにい、この点数」
「明るい」のを、救いと見るべきなのか、それとも、教師としての立場から嘆くべきなのか…。
これは、「Dクラス」においても同じ。それどころか、何かにつけて、「んもう、まあったくう」。どうも、これ(「んもう、まあったくう」)は私の口癖らしく、一人が言い出すと、途端にあっちからもこっちからも、「んもう、まあったくう」と、ピチクパアチク囀り始めます。
『中級から学ぶ日本語』で、「口癖」という単語が出た途端、「んもう、まあったくう」と一人がこそりと言うと、もうみんなはそれを聞きつけて、大喜び。「んもう、まあったくう。先生、先生」とチラチラと私を見ながら、うれしくてたまらない様子。
私一人憮然として「これが、何でそんなに面白いのか。ふん」だったのですが。
とはいえ、確かに、19歳から20、21歳の学生達にとっては、12月の『能力試験』よりも、目先のこんなつまらないことの方が面白くって、面白くって、楽しくって仕方がないことのようです。
日々是好日
今朝、公園のそばを通った時、カラスが一頭、公園の真ん中を歩いていました。テレビでカラスが公園の滑り台で遊んでいる姿を見てからというもの、公園でカラスを見かけるたびに、滑り台のところへ行かないかなあと、ついつい思ってしまうのです。
で、今日はぐるりと公園の周りを歩き、少々遠回りをしてきたというわけなのですが、だめでしたね。もしかしたら、一人遊びが出来るようなカラスではなく、ただの「ぼんやり君」だったのかもしれません。
それとも、お日様が照っていないお天気が気に入らなかったのか、あるいは、この公園の滑り台は螺旋状になっていて、テレビで見たような古典的な滑り台ではないのが気に入らなかったのか、いろいろ考えながら見ていたのですが、もしかしたら、このカラスの勘太郎さんからしてみれば、「何をほざいとる。カラスの勝手じゃ」だったのかもしれません。
熱い視線を、一人送っていた私のことなど、どこ吹く風で、エッチラオッチラと歩き回っていましたから。しかし、見ているうちに、「カラス風情」ならぬ、「カラスの風情」というものは、なかなか乙なものです。人間と同じように、どこやら喜怒哀楽の表情やら、思考している姿めいたものまでが感じられてくるような気がするのです。
さて、昨日の「Aクラス」。『日本語能力試験の模擬』が、6月から7月のころの成績と比べても、全く目も当てられぬ惨憺たるものだというのに、もう「明るい」のです、底が抜けたように「明るい」のです。「せんせえい、忘れたあ」。「ほんと。わる~い。なにい、この点数」
「明るい」のを、救いと見るべきなのか、それとも、教師としての立場から嘆くべきなのか…。
これは、「Dクラス」においても同じ。それどころか、何かにつけて、「んもう、まあったくう」。どうも、これ(「んもう、まあったくう」)は私の口癖らしく、一人が言い出すと、途端にあっちからもこっちからも、「んもう、まあったくう」と、ピチクパアチク囀り始めます。
『中級から学ぶ日本語』で、「口癖」という単語が出た途端、「んもう、まあったくう」と一人がこそりと言うと、もうみんなはそれを聞きつけて、大喜び。「んもう、まあったくう。先生、先生」とチラチラと私を見ながら、うれしくてたまらない様子。
私一人憮然として「これが、何でそんなに面白いのか。ふん」だったのですが。
とはいえ、確かに、19歳から20、21歳の学生達にとっては、12月の『能力試験』よりも、目先のこんなつまらないことの方が面白くって、面白くって、楽しくって仕方がないことのようです。
日々是好日