日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「停滞期」にでも、入ったのかしらん。やる気が見られない…。

2018-05-11 08:49:23 | 日本語学校
晴れ。

久しぶりに、空が明るさに起こされました。五時前からもう明るくなっていたのです。ここ数日、いつまではっきりしない天気が続いていたので、それに馴れてしまっていたのでしょう。

朝焼けを見たかったらもっと早起きしないと…。

近所では「アジサイ(紫陽花)」が、それらしい姿になってきました。まだ花は咲いていないのですが、蕾が見分けられるほどにはなっています。

昨日、週に一度の『初級Ⅰ』のクラスで、一年間、月ごとの季節の写真(カレンダーの写真をためておいたものです)を見せ、日本の風景を紹介したのですが、その6月に、「アジサイ」の花が写っていたのです。

「アジサイ」は、ベトナムにもあるでしょうし、ネパールでは、実際に見かけました。おそらく雨の多い温帯地方ではどこにでもある花なのでしょう。

こう書いてきたとき、近くの小学校から大歓声がわき上がっているのに気がつきました。ちょうど応援の練習をしているのでしょう。ブラスバンドの音が鳴り響いたかと思うと、子供たちの甲高い声が響いてきます。きっとまた、土曜日か日曜日に運動会があるのでしょう。まあ、どっちが勝っても、「よかった、よかった。次は(も)頑張ろう」となるのでしょうが。  

さて、学校です。

ひと頃は「スリランカ」の学生の、あまりの字のひどさに辟易していたものでしたが、「ネパール」からの学生が増えてくると、もう、そうは言っていられなくなりました。これはひどい。「スリランカ」の学生の字が、まともに思われてくるほどです。

「スリランカ」の学生の時にも、「書くという習慣が、あまりないのだろう。だから、しょうがない。文句を言う方が悪い。こういうことは一朝一夕にはどうにもこうにもできないものなのだ」と自らを慰めていたのですが、「ネパール」の学生達の字たるや、「スリランカ」人の比ではないのです。

今年に入ってからも(今年度からのクラス分けをする前に)、徹底的に(わずか15人ほどのディクテーションに、一時間以上もかけて見ていたのです。彼等にノートを返してからもまた時間をかけて、個人的に指導をするわけですから、本当に不経済でした)やったつもりだったのですが。改まったのは、それほど考えなくてもいい「スリランカ」の学生の方で、「ネパール」の学生は、「その時だけ(書き直す)」が、ずっと続いているのです。

後手後手に回ってしまうのも、「ここまでやれば(大丈夫だろう)」と目算が甘かったせいで、自分の失敗。なぜここまで、「ひらがな」「カタカナ」に固執するかという、「ひらがな」「カタカナ」がきちんと書けていないと、漢字も、結局は覚えられないからなのです。漢字のテストをしても、毎回、一字ごとに丸ごと覚えなければならないことになってしまいます。

もちろん、「『ひらがな』、『カタカナ』は書ける」と言います。書けはしても、形がよく判らないような歪なものであったら、それによって構成されている漢字は、よほどわけのわからないものになってしまいます。編や旁、冠などの位置、バランスなどを四角の枡を切り分けるように、説明していても、はて、どこまで判っていたものやら、あるいは、判っても適当に聞き流していたのかもしれません。

結局は、「それは大したことではない」で終わっているのでしょう。こちら(教師)がこれほど力を入れているのだから(大切なことだろう)とは考えられないのです。嫌になるくらい、大切だと言っているのですが、彼等の習慣から大したことではないと判断してしまうのでしょう。

「Aクラス」の学生なら、「今くらいのレベルでも、専門学校には行けるだろう。だからもう、それほど勉強しなくてもいい」くらいは思っているのかもしれません。

こうなってくると、もう引っ張っていくもの、その存在自体が、危うくなってきます。「大変だろうけれども、頑張れ。大学へ行って勉強したいのでしょう」とか、「ここまでやっておかないと、あの専門学校には合格出来ないよ」とかがなければ、「アルバイトで困らない程度の日本語は身に付いた。多分これで専門学校は大丈夫だろう」で、勉強のほうが疎かになってしまいます。

毎年、今くらいの頃が一番難しい。特に、中国人学生がいない今は。「留学試験」に燃える学生もいないし、「一年で『NⅠ』合格だ」なんて言う人たちもいないわけですから。

多分、こんな状態は、7月の「日本語能力試験」が目前になるまで、あと1か月ほどは続くのでしょうね。どうやって(この時期を)乗り切るかが(この時期の)課題です。

日々是好日
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