日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

また、スリランカの学生が、豚肉を食べて、トイレのお友達になってしまいました。

2018-05-25 09:11:44 | 日本語学校
曇り。

早朝、厚い灰色の雲が空を覆っていました。今はもう強い陽が射してきているようですが。来週、沖縄も梅雨入りをするとか。本当に、もう、そんな頃なのです。

野山は、きっと新緑に輝いているでしょうね。この辺りでは、落ち着きの見える緑になっていますが、野山では同じ緑でありながら、こうも異なって見えるのかと不思議に思われるような景色が広がっていることでしょう。あれだけの緑があれば、それだけの花がある。背高い木々が空を埋めていれば、あちこちから鳥が飛んできて、縄張りを主張するもの。

日が陰れば、大きな動物も徘徊し始めることでしょう。

とはいえ、全くの野に放り込まれれば、人は生きるすべを知らぬという点では、飼い慣らされた動物と同じ。エサの採り方がわからないようなものは、野垂れ死にするしかありません。

さて、学校です。

来日後一年を過ぎても、留学生達の食生活は、自国のものから、なかなか離れられないようです。スリランカの学生がお腹を下すときは、たいてい、生の魚を食べたときか豚肉を食べたとき。それでも、レストランなどでアルバイトをしている学生は、日本人との接点があり、食事を誘われたり、賄いを一緒に食べたりすることもあるのでしょう。2年目が近づく頃には、「好きなモノ」と問われれば、「マグロ」と答えられるような学生も出てきます。

それにひきかえ、ネパールの学生は、本当に寂しい。

中国はもとより、ベトナムでも北から南まで野菜に溢れていますから、食生活は本当に豊か。スリランカは宗教上の理由か、あるいは単に習慣からか、肉類は余り口にしないようですが、果物は豊富。

どうも、ネパールの食事は、それらの国に比べれば、単調であるような気がします。そのうえ、異国の食べ物に対しても少々腰が引けて見えます。

これは食事だけでなく、一事が万事ということなのでしょうが。

スリランカは数百年も、異国に占領されていましたから、そういう国の文化は、彼等が否定していても、自分たちのモノより、上に感じられているようです。同じ理由からか、あるいは開放的な国民性からか、フィリピンも他国のモノに対してそれほどの拘りはないようです。ベトナムもフランス文化の名残りがかなり残っている…ような、気がする。

ところがネパールは?

インドでもなし(インドとは違うと言います)。中国というよりチベットに近いのか。

どちらにしても、それほどバラエティに富む食生活であるようには思われません。

山国だからかもしれません。日本だって一昔前は、山国の食事は、平地のものに比べれば、か遅れていたような気がします。…そう言うと怒られるかな。山菜あり、鳥や獣、川魚あり…でも、肉は食べられていなかった…はず、昔は。

海の近くは、他国のもの(新しいもの)を取り入れるのに、それほど躊躇しない…気がします。もとより、皆が皆、そうというわけではありません。私だって好き嫌いはかなりあります。

とはいえ、沖縄の人はどこへ行くにしても、海を渡らねばなりませんでしたから、京都へ行くのも、異国へ行くのも同じような感覚でしたろう。

こういうネパールの若者が、日本の食事に慣れたと言う頃には、きっと日本人の他の習慣にも慣れているのでしょうね。

日々是好日
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