日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

脅しすぎたかしらん。羮に懲りて膾を吹いてしまったような…気がします。

2018-05-18 08:41:01 | 日本語学校
曇り。

時折、薄日が射してきます。湿度が高いのでしょう、蒸し暑い。とはいえ、吹く風はひんやりとして、心地よい。おそくに雨が降り出すとのことですから、これは雨を運んでくる風なのでしょう。

「ネジバナ(捩花)」を空き地で見つけました。これは「ラン科植物」なのだそうですね。確かに言われてみれば、そんな気もする…。でも、空き地に勝手に生えているので、「タンポポ(蒲公英)」や「ドクダミ(蕺)」、「ハルジオン(春紫苑)」などと同じような存在とも思える…。可憐な花ですけれども。

風が強いと、学校の、少しばかり背が高い(鉢植えの)植木は、鉢ごと、すぐに倒されてしまいます。昨日も二つばかり倒れていました。大地に根を張っていれば、薙ぎ倒されるようなこともないのでしょうが。

さて、学校です。

昨年、これくらい、日本語が話せれば、大丈夫ではないかと思われていた学生まで、希望する専門学校に入れませんでした。出足が遅かったのが原因の一つだったと思います。それから、群れて入ろうとする根性も、(落とされた)原因の一つだったのでしょうね。

普通、専門学校へ行きたいという学生というのは、一人が決まると、皆、急に「我がこと」であるのに気づき、焦ってくるものなのですが、なぜか、昨年は「自分は日本語が上手だから、楽勝だ」と思い込んでいる学生が、数人いました。その影響でしょうか、本来、そうしてはならぬ(日本語が聞き取れないし、話せない)のに、自分たちまでのんびりと構えてしまうという人達が若干名以上いました(自分の日本語のレベルが判らないのです。だから、できる人と同じような行動を取ってしまうのです。いくら口を酸っぱくして言ってもだめでした)。

だいたい、日本語が多少なりともできる学生は、「急いで決めなきゃ(ある程度自分のレベルが判っている)」と思うものなのですが、昨年は、そうではない人が目立ちました。これも珍しいことですが。

どうも、アルバイト先でチヤホヤされていたのが、災い…したらしい。

高校を卒業したばかりの学生には、「理性的になれ」とか、「客観的になれ」とか言ってもなかなか難しいようで、アルバイト先で、客にも褒められ、店長からも重宝がられると、それで天下を取ったような気になってしまう。

学校で学ぶ言葉と、飲食店で身につける言葉とは、かなり違うものです。言い回しも違う。話し言葉はあくまで話し言葉に過ぎず、その場の状況次第では単語一つであっても構わぬものですし、「だいたい」とか「適当に」判れば、それで済む場合も少なくありません。話している途中であっても、相手の反応をみて、変えていけますし、だいたい、助詞なしでも通じます。

アルバイトで必要な言葉なんて、単語の数も限られてきますし、使っている文法も大したことはありません。ただヒアリング力が増すだけです。

それが判らない。クラスのだれも知らないような、日本人同士の仲間内の言葉を使って悦に入ったりする。それで彼等よりも自分の方が優れていると思ったりする。

今年はそういうことがないように、かなり手厳しく、対して来ました。結局困るのは、彼等自身ですから。

その薬がちょっと効きすぎているようです。大学に行きたいと言い、また行けるかもしれない(頑張れば)ような学生まで、専門学校を探し始めています。まあ、進学を控えているというのに、夏休みに帰ります(帰ってきたら、また一から始めなければならなくなるでしょうね)など、当たり前のように言う人達がいますからね。その場合は、大学に行けたとしても、入ってから大変でしょう。夏休みに頑張れれば、大学も射程圏内に入るというのに。

日々是好日
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