日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「日本語能力試験」が終わり、次は、学校選びです。オープンキャンパスの話が出始めています。

2019-07-10 08:22:38 | 日本語学校

曇り。

今日は久しぶりに、「晴れマーク」が出ていました。けれども、今日が過ぎれば、また「曇りマーク」か「雨マーク」、あるいは「曇りのち雨マーク」か「雨のち曇りマーク」が続くのでしょう。「梅雨」だから仕方がないか…と思いながらも、「例年、『梅雨』って、こんなに長かったっけ、寒かったっけ」と溜息が出てしまいます。

さて、学校です。

行徳周辺には、外国人が多いことから、様々な国から来た人たちが、この学校にやって来ます。大半は、『みんなの日本語(Ⅰ)』か、『(Ⅱ)』で、それなりに出ていくのですが、今年の四月生(在日で二月から勉強を続けていた人も含まれています)は、そのまま、「N3」の試験の日まで続けたいと言い、頑張っていくようです(在日の人です)。

留学生は、2年という時間がありますから、2年目の12月で、「N2」まではいけるはずというのが、私たちの考えですが、中には、どうしても「N3」止まりになってしまう人も出てきます。これは、「頭の善し悪し」が関係するというよりも、「向き不向き」とか、「速いか遅いか」くらいのことなのでしょう。

理路整然と話せる人であっても、200字くらいの文章を読んで、「なぜ日本人がそう考えるのかがわからない」という人もいました。「解答」を見てもそうなのです。

また、「頭が固い」としか考えようがない人もいて、「自分の国はこうだ。だから日本人もこうだ」から抜けきらないのです。一年も日本で暮らしていたら、ある程度、察知できるであろうにと思われるような所でもそうなのです。あまり観察していないのでしょう、異国にいるというのに。自国の人とばかり話し、その輪っかから抜け出せないのです。

発音が難という国(国か地域か民族か)の人もいました。音がなかなかとれなくて、ヒアリング力が伸びないのです。だから会話も難しい。覚えても、練習すればするほど発音が日本のものから遠ざかってしまうのです。毎日聞いているであろう言葉であっても、聞き取れないので、繰り返しが出来ないのです。この克服にはかなり意思の力が必要となります。勿論、時間が経てば、それほどの問題ではなくなるのですが。そこは頭でどうにか出来るものではなく、「聞き取れた!」という瞬間を待つしかないのです。

漢字がネックになる人もいます。

学校では、漢字の導入をするときに、象形文字から入れ、その形の説明などもしているのですが、これは形式的なものに過ぎないでしょう。漢字に対する知識がゼロの人にそれを説いたところで、すぐに理解出来るはずもなく、一応しておくだけのこと。時々それで判る人も出現しますから。

人というのは不思議なもので、言い続けていると、ある日、急にストンと「肚に落ちる」日が来るのです。「N5」の漢字が終わり、「N4」の漢字導入をする際にも、これはしておきます。「N5」で、「木」とか「ウ冠」「口」「日」「言」などの漢字が入っていますから、ここで、一応、正式に「部首」をいくつか言っておきます。それを「N4」の終わりでもやっておくと、「N3」からの漢字の導入が随分楽になります。

「N5」の段階では、カタカナで入れていくしかありませんし、それ以外は、「サッと」とか「スウッと」とか、「ちょん、ちょん、ちょん、ちょん」などの擬声語を利用するくらいのもの。

最初は、「ごんべん」、その後は「売る」という漢字さえ覚えていれば、「読む」などすぐに出てきますもの。覚えられるかどうかは、練習次第。これは個人作業です。やっている人は、週一の漢字テストでそれなりに合格出来ますし、そうでなければ、再度挑戦ということになります。テストで合格出来ていても、ササッと持ち前の器用さを利用してその日覚えただけであれば、その日のみの漢字になります。明日には消えてしまうでしょう。それは、文章を読んだときに、自分でもわかることです。

それぞれの、学ぶ上での問題はあるようですけれども、今の学生はよく勉強してくれます。来日前、「『日本の日本語学校なんて、眠っていればいい』と聞いていた」という学生も、「ここは眠れない。この学校に来てよかった」と言ってくれますし。

これからは、オープンキャンパスですね。友だちが行っているところに行ってみたいと言いに来た人が二人、専門から(学校が)行ってみるように勧めた専門学校へ行ってみると言った学生が一人。行動を始めるのは速いほうがいいのかもしれません。勿論、学費なども関係しているとは思いますが、まず、行って見てみることが一番大切です。そして、そこにいる学生の話を聞くこと。これも忘れないようにね。

日々是好日
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