日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「街は、『サクラ』のピンクから、『ナノハナ』の黄色へ、そして『ツツジ』の赤へ」。

2012-04-23 14:40:37 | 日本語の授業
 昨日から雨は続いています。今は止んでいますが、また降り出すそうで、今日は一日中雨でしょう。ただこれは「春雨」です。前の雨とは違います。空気が引きしまっていないので直ぐに判ります。

 朝、新聞を取りに出た時、モヤッと纏わり付くような空気に神経が緩むような気がしました。もちろん、気温は低めで、決して、それだから「春雨」と言っているのではないのですが。

 さて、町はピンクの「サクラ(桜)」から一転して、顔を覗かせ始めたのは「黄色」の花々。つい先日まで、「サクラ」のピンクを頂点に、春は紫や青系の花が多いと思っていたのに、あっという間に、「ナノハナ(菜の花」の黄と「タンポポ(蒲公英)」の黄に取り囲まれていました。それに「ヤマブキ(山吹)」の黄も…。)

 それから、白も多い。「ナシ(梨)」の白、「マーガレット」の白、「ドウダンツツジ(満天星)」の白、「モクレン(木蓮)」の白…。

 ただ、これは土曜日までのこと。

 今朝の(昨日の雨のあとで、しかも、これから今日一日、ずっと雨は降るらしいのです)、街は、また違った装いになっていました。街路樹(この辺りは「ハナミズキ(花水木)」などが多いのですが)の植え込みや、生け垣などに、赤の「ツツジ(躑躅)」が、勢いよく花を開かせていました。街は、あっという間に、「赤」系が大勢を占めるていたのです。

 一年ほどを日本で過ごした、あるベトナム人の学生が言っていた言葉を思い出します。「日本は本当にきれい。いつもたくさんの、いろいろな花がある。街を散歩するだけで、ワクワクする」。

 とはいえ、どこの国でもそうでしょう。それぞれの国に見合った春が来るわけで、旅人はその「春」に感動したりするのです。遅い春に、ドイツ(北部ドイツです)に行った友人がこう言って、感動していましたもの。「(ドイツでは)いちどきに、花の季節になる」。

 さて、新入生です。
 今日、スリランカから、一人、やってきます。マレーシア経由で、先程クアラルンプールを発ったそうで、日本に着くのは午後六時半と言います。成田で、あれやこれやして、結局、寮に着くのは、夜の九時か十時頃にはなってしまうでしょう。

 明日、元気な顔を見せてくれるといいのですが。

日々是好日
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