日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「休み中、学校に来るのは…お手伝い、お手伝い」。

2012-08-29 08:39:01 | 日本語の授業
 今朝、五時少し前、10分くらい前でしょうか、東の空がきれいに染まっていました。明けるのがだんだん遅くなってきたようです。

 それに、今朝は蝉の声を聞きませんでした。小学校の外に、蝉の死骸が二つ、転がっていましたから、もしかしたら、あれが、昨日、最後の力をふりしぼって鳴いていた主なのかもしれません。植物にとっては、死と復活とを彷彿とさせる一年であっても、動物にとっては、生と死とが背中合わせになっているとも言える一年なのでしょう。

 「今度、生まれ変わるとしたら、何になりたい?」「石になりたい」…私たちが子供の頃から、こういう子はクラスに一人か二人はいました。樹でもだめなのです。岩でも違うのです。彼らが言うのは河原の石なのです。コロコロと山を下り、川の底で波に押され、転がされ、そして河原に打ち上げられた石。皆、河原で石拾いをしたことがあるから、出た言葉だったのかもしれませんけれども。なぜか海の砂というのもありません。大きすぎず、小さすぎず、存在感がないわけでも、ありすぎるわけでもない、平凡な、目立たない並の小石。

 こういうものに価値を見出して言っているのか、あるいはこれは嫌、あれもだめで捨てていった挙げ句に残ったものなのか、それはわかりませんけれども。

 さて、学校です。

 昨日は、案外忙しく、午前中はアルバイトを探したいという、七月生の手伝いで終わり、午後も、アルバイトの面接に来るように言われたけれども、場所がわからないという学生の手伝い、それと、多分これは面接で断られるであろうと言うことで、その他のアルバイトも探し(タウンワークを持って来ました)、そして4時頃、パスポートをなくしたという学生やって来て、またお手伝い。

 七月生は、まだ漢字がそれほど入っていませんから、住所を書くのも大変なのです。ちょうどいい機会ですので、ついでに練習させて、そして、履歴書書きです。それから電話のかけ方や、聞かれるであろうことなどを想像して、「もしもし」から練習です。午後に来た学生は、3ヶ月くらいは経っていますから、もう少し楽でしたけれども、すっかり文字を忘れていました。「カタカナは…(忘れてる…)」。「ひらがなはそう書いてはいけなかったんでしょ。(また間違った書き方をしている…)」。来れば叱られる…と言うことを思い出しただけでも、めっけもの…ですかしらん。

 とはいえ、この人達は、八月の十七日まで、確か、補講をしていたんですけれども…忘れるのが速すぎる…。

 それに、二人とも、体力はなさそうです。体力が必要そうなアルバイトは…ちょっと無理かもしれません。特に午後に来た学生は…。できれば、女性が主となって働いているような場所、そして重いものを持たずにすむような所を…と考えていくと、なかなかないのです。

 帰り際に来た、パスポートをなくしたという学生。大使館の電話番号を教えて自分で電話をかけるように言いますと、きちんと出来ていました。普段はお姉さんの影に隠れて、何にも出来ないように見えますのに、自分でやらなければならないということになりますと、案外しっかりとやれるのですね。ちょっいと見直しました。もっとも、パスポートをなくしたという件では、そうとうこっぴどく、お姉さんに叱られたそうですけれども。

日々是好日
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