日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

昨日、新入生が三人到着しました。今日も、三人到着する予定です。


晴れ。

まだ、昨日の「冬将軍の置き土産」で、寒い。

今朝、寒さの中を自転車を走らせていますと、風に舞い散った「サクラ(桜)」の花びらが道を駆けていました。「おっ。桜が走っている」と見ていますと、今度はつむじ風に巻き込まれ、クルクルクルッと舞い上がっていきます。風が見えるというのは、こういうことなのでしょうね。

さて、学校です。

昨日、ベトナムから三人の学生がやって来ました。今日も三人来る予定です。

以前、(空港への)迎えには、教員が行っていたのですが、こちらは彼等の言葉がわからぬし、彼等とて私たちの言葉がわからないときています。で、互いに最初はニコニコでも、だんだんそのニコニコにも疲れてくる…別に顔が引きつったりはしないのですが、場が保たないのです。やっと(空港から)行徳駅に着いた時には、肩の荷が下りた…みたいな感じになってしまう。これは私たちだけでなく、初めて日本へ来たと彼等とて同じだったでしょう。最初が肝心と言いますけれども、互いに悲惨な「初見」でありました。

そのころは、「迎えに行く」ということだけを考え、彼等の気持ちにまでは考えが至っていなかったのかもしれません。(空港から行徳までの)道もわからないだろうし、荷物もあるだろうし、初めての日本で戸惑っているだろうからと、そのことだけを考えていたのです。

で、何回かやり、経験がたまってくると、こちらにも知恵がついてきます。同国人の学生を連れて行くようになりました。初めて成田に降り立った学生も、同じ国の言葉で話しかけられると、ニコッ。思わず、顔が綻ぶようで、嬉しさが違います。落ち着いて、やっと、着いのだという気分になれるのでしょう。私たちにする、ぎごちない笑みとは違っているような気がしました。本当に安心したという感じ。けれども、私たちがついていますから、どうも時々こちらをチラッと見て、気にしている様子。いいんですけれどもね、気を遣わなくても。

ある時、「一緒に迎えに行って」と頼んだ学生が、「自分だけでいい…」。どうも、こっちは迷惑かな…、邪魔なのかな…。と思って聞くと、学生は「違う」と言いましたけれども。「では、二人で」ということで、同国の学生だけで迎えに行ってもらい、寮まで連れて行ってもらい、市役所やら郵便局やら行ってもらう…ようになりました。

もちろん、彼等の都合がつかない時には、こちらのスタッフが行きましたけれども。

けれども、自分だったらと考えてみると、やはり同じ学校に行っている同国人の方がホッとしますよね。いろいろなことも聞けますし。

特に彼等の場合は、アルバイトが大きい。迎えに行った学生が、今のアルバイトのこととか…。時には自分が行っているバイト先に紹介してくれることもあるようで、到着後、2、3日して、様子を見に行くと、アルバイトの面接に行った…。えっ。もう?と驚いて、後で聞くと、迎えに行った学生が、バイト先に紹介して、そこの面接を受けることになったとか。ハンコなどの通帳を作る際に必要なもの,、必要なことは、みんな彼等が教えてくれたようで、こちらが一から十までする必要もないのです。

だいたい、彼等(留学生たち)は高校や大学を出て半年、ないし一年経ってから、来日しています。それからの一年、つまり来日後の一年は大変なことも多々あり、母国にいた時に比べれば、自分で生活費は稼いでいて親の面倒にはなっていないし、しかも異国でたいていのことは一人でできるという自信もついています。来日したばかりの学生と比べると、やはり違いますね。ずっと頼りになって、どこかしら堂々としているように見える。

だいたい、「(空港に)迎えに行ってくれる人?」と聞くと、みんな「行きたい」と言うのです。選ぶのも大変。他にも来るからねと言って宥めるくらい。朝が大変(国によっては早いのです)であろうに、バイトも休まなければならないでしょうに。

けれども、ちょっと考えてみれば、用もないのに成田や羽田には行きませんよね。交通費プラス食事代くらいはこちらが出すので、ちょっとした旅行くらいに考えてくれているのかもしれません。それに、留学生達の質も変わってきたということも原因の一つなのかもしれません。

余裕があるのです。

それが違ってきているのかもしれません。

日々是好日
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