日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「『補講』終了まで、あと2日」。

2012-08-16 08:25:33 | 日本語の授業
 秋風が吹いています。けれども、天気予報によると、今日も猛暑とか。最高気温が33度、最低気温が27度ということであれば、確かにまだ夏。しかも、猛暑であるのは間違いないのでしょうけれども。

 昨日の帰り、空に羊雲が浮かんでいるのを見つけました。羊雲を見つけると子供の頃のことが直ぐに蘇ってきます。私は方向感覚が劣っており、友人宅へ行くと、その度に道に迷っていました。行きは2人ですから大丈夫なのですが、帰りは1人と決まっていますから、どこかの角を間違って曲がってしまうか、そうでなければ曲がらなければならない角を曲がらなかったのか、してしまうのです。その時、途方に暮れた空に浮かんでいたのが、羊雲だったのです。道に迷うのに季節は関係ないはずですのに、なぜか羊雲なのです。

 この雲を見る度に、あの頃の、「行きはよいよい、帰りは怖い」を思い出してしまいます。

 実際、それからも、いろいろな人に、「角を曲がる時には目印を決めておけ」と注意されました。でも、その時、心にあったのは、「決めてる。でも迷う」だったのです。が、今になってみれば、目印とも言えないもの。それで、結局、いつも、愚かなことを繰り返すということになってしまいます。

 草木は目印にはなりませんね。それから犬とか猫も。草木は花をつける時期が決まっていますし、犬猫は移動します。それなのに、これらのことだけが強く記憶に残っており、店の名とか建物の様子とかは全く記憶にないのです。違う季節に行けば、そりゃあ、間違えるに決まっています。木に咲いていた花が散っていたり、角を曲がった時に見かけた猫は別のところで寝そべっていたりしますもの。あの頃は、子供だったからねと笑うこと勿れ、今だって、結局はそうなのです。

 そう書いている間に、蚊に刺されてしまいました。チクときたので、バシッとやり、でも、もう、プウッと赤く腫れています。お盆を過ぎると、途端に、蚊も、相当根性が悪くなるようで、えげつなく何でもかんでも食いついてきます。シマシマ模様の小さなヤブ蚊と私たちは呼んでいましたが。

 さて、学校の補講も、あと2日となりました。毎日続けられた学生には、それなりの成果があったと思います。

 その国の人なら、誰でも、話せ、聞き取れるという言語という魔物。彼らと仲良くなる唯一の方法は毎日続けていくこと。これしかありません。七月に来日して、2、3週間で、この魔物と「はい、さようなら」となっていたら、多分、9月に新学期が始まった時には、また一からやり直さなければならなくなっていたことでしょう。とにかく来日後一ヶ月ほどは続けられたわけですから、この間、真面目に勉強をし、また9月の新学期までの2週間も、それを失わない程度には復習しておけば、新学期が始まってもそれほど狼狽えずにすむはずです。休み中、(「Eクラス」の担任から)引き継いでから、「14課」の「て形」には、一応、入ることが出来ましたから。でも、「動詞のグループ分け」で終わりでしょうね。「繰り返しの練習」が金曜日から出来なくなるわけですから。

 あとは、彼らの休みの過ごし方次第です。

 彼らの大半は、まだアルバイトがありません。面接に行ったという学生も、この補講が終わってから少しずつ始めてみると言っていましたし。時間だけは十分にあるはずです。ただ、この時間をどう使うかが問題なのです。この間、いろいろな所へ行くのもいい勉強になるでしょう。アルバイトの面接に行ってみるのもいいでしょう。

 ただ、もし毎日、同国人とダラダラと過ごすだけであったら、何のために補講に参加したのかわからなくなってしまいます。10月に新入生が入ってきた時、「もう一度、一緒にやろうね」ということにもなりかねません。勿論、その方がいい人もいるのですが。

 ところで、昨日、浦安地区でお祭りがあったようです。台湾から来た大学生が、スリランカ人留学生に、一緒に行こうと誘っていました。聞くと、どうも盆踊りらしいのです。「飛び入りで参加できるかもしれない。どうぞと言われたら、みんなの輪の中に入って、見よう見まねで踊ってごらん」と勧めてみました。

 みんなと一緒に、踊ってみてくれるといいのですが。きっといい思い出になることでしょう。それに「盆踊り」は、毎年、この時期、いろいろな所で行われています。これからもきっと参加して、踊る機会はあるでしょう。まず、一度、試してみることです。そして、どんどん、いい思い出を作り続けていってほしいものです。

日々是好日
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