日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

楽しい『卒業式』でした。片付けも手際よく出来ましたし。卒業生、在校生、お疲れ様でした。

2019-03-13 08:45:43 | 日本語学校
晴れ。

「卒業式」も無事終了し、今朝はまだ昨日の余韻が残っているせいか、どこかしら、終わったという感が抜けきれません。そういえば、昨日、後片付けが終わって、さようならと言う時、在校生が、「明日も、授業?」と言っていましたっけ。まあ、冗談でしょうけれども。

今年の「卒業式」は女子が多かったせいか、色とりどりの民族衣装が花開いたように散らばって見え、本当に華やかでした。来年は、男子が多いので、おそらくそうはいかないでしょうね。しかも体格のよい人が多いので、一人でも場所を取りそう…。

しかしながら、1年、また1年と、総じて、学生達の質が高くなっていくのがわかります。中国人学生を積極的に採らなくなってから(別に意識的にしているわけではなく、募集に中国に行かなくなったのです。実際に「会って」から、入れるということをしなくなれば、自然と中国人学生は、近所の人達の子供とか親戚だけということになってしまいます)、ここまでの道は、長かった…。まず、どういう人を入れたらいいのか、募集時に戸惑ったというのがあります。

スリランカの学生の時も、みんなこの国の若い人はこんなもんかと最初は思っていましたし、ベトナムの人の時もそう。それが、こちらが慣れ、目がある程度慣れてくると、「違うだろ。勉強をする学生を出してくれ」と言えるようになりましたし、ネパールの場合は、最初から、しっかりと断っていました。

そして、やっと「非漢字圏」の学生でも、在学中に「N2」が取れるようになった段階から、複数で取れるようになった段階へ。そして来期は、「N1」を目指せるようなカリキュラムで臨めそう…かな。

スリランカの学生は、ヒアリングもいいし、文法も困らないので、日本語での日常会話には困らない。この「困らない」が仇となり、そこに安住してしまう傾向が強いのです。日本語の音が聞き取れぬばかりか、文法にも戸惑っているベトナム人学生が、漢字なりともと、努力をしているのと、いい対照をなしています。

ヒアリングも文法もそれほど困っていないのなら、漢字くらいやれよと思うのですが、そうはなりませんね。多分、数回写して(書いて)、それでやった気になれるのでしょう。こちらはどうしてそれで覚えられた気になれるのか不思議でならないのですけれども。しかも、それを一年以上も繰り返せる人が少なくなかったのです。もちろん、彼等を入れている限りは毎年そういう人が入ってきました。

しかも変にプライドが高い人が少なくないので、「漢字テストで点が取れない」だから「気分が悪いので、練習しない」で、また「テストで点が取れない」、だから「気分が悪いので練習しない」の、堂々巡りを、如何にも「そっちが悪い」といわんばかりに主張する人がいたのには驚いてしまいましたけれども。まあ、どこの国にもいますね、そういう人は。

昨日の「答辞」を読んだ学生が、「日本語が難しいと言う人がいるけれども、それはうそです。やらないから出来ないのです」とはっきり言ってのけたのには驚きました。彼の場合は、本当に努力したから言えたのでしょう。「ヒアリング」「文法」「漢字」の「三大苦」を超えようと頑張ったから言えたのでしょう。

それが引き金になったのか、パーティで、同じことが言えたネパールの学生がいました。日本にも、「若い頃の苦労は買ってでもやれ」というのがありますが、おそらくどこの国にも似たようなことわざはあるでしょう。こういう人を見ると、「随分積み立てたね」と言いたくなってしまいます。

まずは、卒業、おめでとう。これからも頑張ってください。

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