日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「国から持ってきた薬を飲むから、大丈夫」…大丈夫かなあ…。

2015-06-05 07:42:57 | 日本語学校
 晴れ。

 梅雨入りが関東地方にも迫っているのでしょうが、今のところ、この地方は、晴れです。

 5月は本当に暑く、エアコンをつけた日もありました(今からつけてしまうと、本当にムシムシと暑い頃には耐えられなくなると、できるだけ我慢させはするのですが)。学生も、夜、エアコンをつけて寝てしまった人もいたようで、風邪引きさんが続出していました。

 とはいえ、それも一段落。風邪や冷えで休む人はいなくなりました。代わりに目立ち始めたのが、「先生…トイレ…」。おなかが痛いと言う人たち。

 不規則な食事や、食べずにそのまま学校に来たり(朝、アルバイトで、戻ってきてから食事を作ったりなんぞしていると午後の授業に間に合わない…)することから起こるのでしょう。

 「何でもいいから、おなかがすいたときには、胃の腑に入れる。空っぽにしない…」と(特によく胃が痛いと言ってくる学生には)言っても、やはりそのまま来てしまうのです。その上、空っぽのまま、薬を飲んだりしているのです(気がつけば、ビスケットなぞをやって、食べさせてから飲ませるようにしているのですが)。

 その上、痛いから病院へ聞くかと思っていると、行かない。国から持ってきた薬を飲むから大丈夫と言うだけ。保険証もあるので、そんなに高くはないし、すぐに行けば、早く治るでしょうに。痛くてたまらなくなって行ったときには、もう一度や二度では済まなくなくなっている…。

 もちろん、何が何でも、すぐに病院に行けと言っているわけでないのですが、どうも、病院とのつきあい方が下手。

 「国から持ってきた薬」、あるいは「国から送られてきた薬」というのが、実際のところ今の病状に合っているのか…も、わからないのに。医師が、その都度、診断して薬を出したわけではないので、その薬を飲んでおけば大丈夫というものでもあるまいに…。

 ただ、皆、自分の国の薬には絶対的な信頼があるようです。

 私たちから言わせると、ゆったりと流れる時間の中で、生活していたときには効いていても、このような忙しない生活の中で起きた症状には効力が発揮できるかというと…ちょっと疑問…のような…気がするのですが。

日々是好日

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