日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

テクテク、道を歩く「鳥」たち。

2015-07-13 08:23:32 | 日本語学校
 晴れ。

 昨日も茹だるように暑く、熱中症で運ばれた人が続出していたようですが、今日も昨日と同じように暑く。もう真夏です。

 ついこの間まで、ずっと雨が降っていて、「やはり梅雨だな。毎日雨だ」と思っていたのに、まるで嘘のように晴れ、晴れ、はれ。暑い、暑い、あつい。。台風が近づいてくると、こうなるのでしょうか。

 今日、来る道すがら、ポツリポツリと俯き加減に道を横断している鳥を見つけました。自転車が近づいているというのに、全く意に介さずに…。

 鳥は…歩くのと飛ぶのとどちらが楽なのでしょうね。飛ぶと腕の筋肉をかなり使うでしょうから、飛ぶ方が大変なのかしらん。特に最初の羽ばたきは生半可な力ではできないような気もします。

 よく、トボトボと道を歩いている「ムクドリ(椋鳥)」を見かけるのですが、彼らは、歩く方が楽なのかな。、駅の構内を歩いている「ハト(鳩)」も、そう。気がつくと足元にいて、踏んづけてしまいそう。危ない、危ない。

 「君たちは鳥でしょ。飛んだらどうですか」と、文句の一つも言いたくなる時さえあるのです。人が多いときなんかは特にそう。「わざわざそんなところを歩くことはないでしょ。蹴っちゃうよ」。梁の上から見ていた方が楽そうに思われるのですが、そういうものでもないのでしょうね。歩いた方が、食べものを探しやすいからなのでしょう。

 何だか、こういうのを見ているうちに、「棲み分け」を考えてしまいました。そこにいるのは、それなりの理屈があるからなのです。

 「イノシシ(猪)」や「タヌキ(狸)」などは、よほどのことがない限り人里には下りてきません。けれども「ハシブトカラス」や「ハト」などは、人家に近いところにいますね。東京などの街中にはいないのに、奈良や厳島神社では、「シカ(鹿)」が街の真ん中をトコトコと歩いていますよね。もちろん、車に轢かれたりするので、危ないことは危ないのですけれども。

 「タヌキ」は東京の真ん中にも、大阪の街にもいると聞いたことがあります。野犬もいないし、人家の生ゴミは食べものになるし、案外、過ごしやすいのかもしれません。鎌倉には「リス(栗鼠)」もいますし。

 野生は野生でも、人の食べものを当てにしていると言う点では、完全な野生とは呼べないのかもしれません。とはいえ、こういう異種の動物の姿を見るのは心が安まります。

 共存は、本当に難しいと思いますけれども。

 人もそう。昔、一山越えるともう習慣が違うと言って「よそ者扱い」されていたのに、今では、「日本人」で一括りですからね。

 どんどん、日本が狭くなっているのでしょう。もう「あづま」と「かみがた」の違いなんて言ってられないのです。それに、「お国」という言葉の意味も、一昔前の「(日本国内の)一地方」から、「異国」に変わってしまったようですし。

 考えてみれば、昔の人にとって、「山を越えた里の人」というのは、すでに「異人」であったのです。狭いところで暮らしていた人にとっては、「見たことも聞いたこともない人」だったのでしょう。

 それに比べれば、今の「異国」は、その異国を日本人の誰もがテレビやインターネットなどで見て、知っていますし、行ったことがある所なのかもしれませんし。もしかしたら、むかしの「お国」よりも、「ずっと近い」という気がする処なのかもしれません。

日々是好日
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