日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

同じ留学生でも、生活力のある人と、おっとり型の人とがい、こちらの説明も自ずから違ってきてしまいます。

2019-03-08 07:55:40 | 日本語学校

晴れ。

どこまでも、青空…。けれども、この青空、「春の青空」のように、優しくはありません。青の中に、どこかしら黒が混じっているような、そんな厳しさがあるのdす。「西高東低」で、寒気が下りているからかもしれません。昼には気温も上がるそうですが、今は、寒い。

数日前、学校の玄関先で、近所の老婦人に、話しかけられました。数年前、(この方が)散った「サクラ(桜)」の花びらを掃いていたのがご縁で、時々話をするようになったのですが。なんでも、マンションの庭先で、「フキノトウ(蕗の薹)」が芽吹いたとか。「けれどもねえ」、その方の弁です。「蕗味噌を作りたいのだけれども、たったあれっぽちじゃ、できないわ」。「蕗味噌か…」。聞いているだけで春の香りがプンプンしてきます。とはいえ、私は苦手。はいはいと聞きながら、話を合わせていくのが精一杯…でした。

さて、学校です。

新しいアルバイトが見つかると、途端に、今までのアルバイトを辞めてしまう学生がいます。これはちょいと危うい。もちろん、夜の工場のバイトでつらかった、早く辞めたかった。そんなとき、レストランのバイトが見つかった。これ幸いと「辞めてしまおう」と考えてしまうのもよくわかるのですが、小さな店の場合、店長のやり方や、その人の性格、また同僚達の雰囲気など、性急に判断してしまうと、後でつらくなってしまうことがあるのです。

前のバイトの時間を少なめにして、新しいバイトを少しずつ始めて見る…というのが、賢いやり方だと思うのですが、新しいバイトが見つかると、それっとばかりに辞めてしまい、後悔するという人が後を絶ちません。

これも、日本語のレベルが低いと、夜中の工場のバイトしか見つからないので、(昼間眠くて授業に身が入らず、従って)なかなか日本語が上達しないということから来るのです。

日本語さえ、ある程度出来ていれば、(今は、バイトの口はたくさんあるのです)バイト探しに困らないと思うのですが。

昨日も、午後のクラスで、そういう話をしていると、「ちょうど今、それで困っている」という学生が出てきました。で、聞くのです。「ラーメン店でアルバイトしてもいのか」

…困ったなあ。工場は安心して仕事が出来るけれども、飲食店ではどう選んでいいのかわからないらしく、「おでん屋にもお酒が置いてあった」、「ラーメン店でもお酒を飲んでいる人がいた」、「ファミリーレストランにもお酒があった…」ということで、身動き取れなくなったのでしょう。

なにせ、「N3」を受けなければならないというのに、まだ他の人達に比べてかなりヒアリング力に劣っている…。

どうも、…困ってしまいます。禁止されていることでも、金になると思えば、シャカシャカとやってしまう人が多かった以前の学生に比べ、どこかおっとりとしていて、「こんなことじゃ、日本での留学生生活はやっていけないぞ」と、どつきたくなってしまいます。

で、今は、週に昨日の一時間だけ…。新しいレストランで、「週に二回と言われたから、すぐ前の夜のバイトを辞めた。すると、昨日行ってみたら、一時間だけと言われた。どうしよう…。」

まあ、「日本語が下手だから」(話せなくても構いませんという話だったのですが)とか、(必死に募集をかけて、その結果)人手が余ったからとか、いろいろな理由があるとは思いますが、あまりそういうことをしてしまうと、もし、人が足りなくなった時に、「あそこを信じて、失敗したから」などという噂が広がってしまい、困ることになりはしないでしょうかしらん。お店も生き物ですからねえ。

というわけで、「ラーメン店もOKです」というと、ちょっと安心して、友達に聞いてみる…。まず、あれこれ考える前に、聞いてよ…です。周りがピーチィクパーチク騒く女子ばかりであるが故に、彼のおとなしさは目立ちます。

日々是好日
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