日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

風邪引きさんが、続出しています。

2018-07-13 08:36:48 | 日本語学校

晴れ。

早朝は陽が雲の中にあり、これは曇るかと思いきや、やはり家を出る頃にはお日様がしっかりとお顔を覗かせていました。

だいたい、冬は天が低く見えるほどの雲の覆いかぶさり方なのですが、今は、同じ灰色の雲でも、ずっと高いところにあるような気がします。不思議でも何でもないのでしょうけれども。

暑い日が続き、「エノコログサ(狗尾草)」も枯れ葉色になって、毛羽だって見えます。一方、「オシロイバナ(白粉花)」や「アサガオ(朝顔)」は元気いっぱい。同じ花でも種類が違うと、時期がずれ、「あれっ」と驚かされることがよくあるのですが、最近は油断なりません。今年のように梅雨が短く、猛暑が足早にやって来たりしますと、植物の方が正確に季節を捉え、早めに活動を始めるということだってあるようですから。

さて、学校です。

冷房の話です。

学校にいる間は、教員が室温を調節していますから、それほどのことはないと思うのですが、学生達、一旦家に帰ってしまうと、途端に、暑いと思えばすぐに冷房の温度を下げすぎて、風邪を引いてしまう。冷房の利用法がよく判らない人が多いのです

「Aクラス」で、風邪引きさんが続出し、しかもどうも誰かさんにもらったという感じがしない。そこで教員が訊いてみると、「19度」にして寝たらしい…。夜にアルバイトから帰って、シャワーを浴び、「暑い」。で、室温を下げた。下げすぎた。皆、アルバイトの時間が違うようなので、その時には同室者が既に寝ていたということもある。

だいたい二間の部屋に、三人か四人(一間に一人か二人)住んでいるので、時間のばらつきがあればあるほど、部屋は冷えていくということになる。

冷房の使い方に慣れるのは、かなり難しいことです。それはよく判っているのですが。今年は、うっかりして、早めに注意を促すのを忘れていました。が、確かに毎年、こういうことがあり、室温を下げすぎると病気になるから気をつけるように注意していました。2年目の学生にしても、こうなのですから、1年目の学生は彼等を見習い、そんなもんだと思ってしまうのかもしれません。

冷房は確かに便利なものなのですが、うまく使わないと体を損なってしまいます。午後の「BCクラス」には「冷房病」という言葉を入れましたが、さて、ピンときているかしらん。こういうイメージの湧きにくい言葉は、幾度となく(その期間には)繰り返して言っていかなければならないものなのです。もっとも、想像力に欠ける人は、何事によらず、一度言われたら学生はすぐに覚えて然るべきと思うようで、「昨日、言ったと言いましたけど、みんな覚えていませんでしたよ」などと言うので困りものです。

特に、留学生などには、一度言えば大丈夫な人と、そうではない人。しかも内容如何では日本人と同じようにイメージできることとできないことなどがありますから、それはしっかりと理解しておかねばなりません。

多分、こんなことは頭がいいからわかるはず、あるいはセンスがないからわからないなどとは言えないことなのでしょう。彼等の、それぞれの国で得てきたもの、また生活パターンなどが違いますから。

日本人だってそうです。東北地方の人が、「冬に晴れの日があったので、驚いた」等と言われれば、太平洋沿岸の九州人のみならず、東京辺りの人間でも驚くことでしょう。大体晴れている…。「雪は下からも降る」とか「雪は青い」とか聞いたら、パラパラと降ってすぐに溶けてしまう雪しかしらぬ人間は、キョトンとするだけでしょう。

もっとも、こういうことは知識で補うことはできます。その知識から類推していくこともできるのですが、それができにくいことも確かに存在します。

一緒に文章を読んでいて、彼等の幾人かが、「判らない」と言った時、文法や単語ではない何かが、彼等の理解を阻害しているということもよくあるのです。そんなとき、見せられるものならば、映像が一番いい。ただ、最近はスマホが発達していますから、こちらが準備しなくとも、彼等に調べさせるという手もあります。もっとも、知らなければ調べようという気にもならないでしょうから、それを指示するだけでも、学校の存在意義はあるのかもしれません。

日々是好日。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 今は、気が緩んでくるころな... | トップ | また、進学を考えなければな... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本語学校」カテゴリの最新記事