花曇り。春はいっそう闌けてきました。さまざまな野草たちが足下に乱れ咲いています。
今日は「桜狩り」。「花見」に参ります。
行くのは予定通り「千鳥ヶ淵」です。皇居のお濠の、そこまでは230円で行けますから、往復でも500円かかりません。もちろん、せっかく行くのだから、銀座や秋葉原を見てみたいという学生たちは、一日券を買って行ったほうがずっと安上がりになるでしょう。
ただ「千鳥ヶ淵」の(サクラの)満開は先週でした。散って寂しくなっていなければいいのですが…花の命は短いし…などと、あれこれ考えてしまいます。とはいえ、サクラは、「花吹雪」と化した時が一番美しいのです。その上、ここには水がありますから、「花筏」となって水に浮かんでいる姿まで、見られるかもしれません。闌けたサクラと、「花吹雪」、そして「花筏」という組み合わせが見られれば、「極めつけ」を堪能できるわけで、頑張って日本に残っていた学生たちへの、何よりの「ご馳走」となるでしょう。…などと、贅沢なことも考えているのですが。
というわけで、美しいサクラを満喫する予定の、「今日」が終われば、明日からまた勉強の日々が始まります。「読解」に弱い「Aクラス」の学生たちには、いくつか短編を選んでありますから、それを入れながら、「読む」習慣をつけさせて行こうと思っています。
と、書いているところに、ベトナム人の学生から電話が来ました。「先生、今日は何時から勉強ですか」「…(まあ、時間を聞いてくれるだけ、マシか。電話で確認をとってまわったのに。聞いた振りしていたな…)」「9時前に学校に来てください。それから一緒に駅へ行きます。お花見に行きます」「は~い。じゃあ、新しい学生も、私が連れて行きます」「ありがとう。先生が迎えに行かなくてもいいですか(この学生は寝坊助なのです。ですから、課外活動がある日には、起こしに行っています。どうせ、学校から呼べば答えられるところに、寮として借りているアパートがあることですし)。」「は~い。大丈夫です。」
おっと、もうやってきた。来たのは、フィリピンから来た新入生です。新入生はまじめですね。予定時間の30分も前に到着です。ただ、まだ日本語がほとんどわかりませんから、「Aクラス」のフィリピン人学生が来るまでは、ちょっと寂しいかもしれません。
日々是好日
今日は「桜狩り」。「花見」に参ります。
行くのは予定通り「千鳥ヶ淵」です。皇居のお濠の、そこまでは230円で行けますから、往復でも500円かかりません。もちろん、せっかく行くのだから、銀座や秋葉原を見てみたいという学生たちは、一日券を買って行ったほうがずっと安上がりになるでしょう。
ただ「千鳥ヶ淵」の(サクラの)満開は先週でした。散って寂しくなっていなければいいのですが…花の命は短いし…などと、あれこれ考えてしまいます。とはいえ、サクラは、「花吹雪」と化した時が一番美しいのです。その上、ここには水がありますから、「花筏」となって水に浮かんでいる姿まで、見られるかもしれません。闌けたサクラと、「花吹雪」、そして「花筏」という組み合わせが見られれば、「極めつけ」を堪能できるわけで、頑張って日本に残っていた学生たちへの、何よりの「ご馳走」となるでしょう。…などと、贅沢なことも考えているのですが。
というわけで、美しいサクラを満喫する予定の、「今日」が終われば、明日からまた勉強の日々が始まります。「読解」に弱い「Aクラス」の学生たちには、いくつか短編を選んでありますから、それを入れながら、「読む」習慣をつけさせて行こうと思っています。
と、書いているところに、ベトナム人の学生から電話が来ました。「先生、今日は何時から勉強ですか」「…(まあ、時間を聞いてくれるだけ、マシか。電話で確認をとってまわったのに。聞いた振りしていたな…)」「9時前に学校に来てください。それから一緒に駅へ行きます。お花見に行きます」「は~い。じゃあ、新しい学生も、私が連れて行きます」「ありがとう。先生が迎えに行かなくてもいいですか(この学生は寝坊助なのです。ですから、課外活動がある日には、起こしに行っています。どうせ、学校から呼べば答えられるところに、寮として借りているアパートがあることですし)。」「は~い。大丈夫です。」
おっと、もうやってきた。来たのは、フィリピンから来た新入生です。新入生はまじめですね。予定時間の30分も前に到着です。ただ、まだ日本語がほとんどわかりませんから、「Aクラス」のフィリピン人学生が来るまでは、ちょっと寂しいかもしれません。
日々是好日