日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「『五月一日、横浜散策』の準備」。「新しい『クラス』づくり」。

2009-04-23 07:37:19 | 日本語の授業
 今朝も晴れ。風もなく、いい「洗濯日和」となりそうです。

 さて、学校では、五月の一日に、横浜散策に出かけます。

 「わあい。遊びに行くぞ(本当は勉強です)」と、大喜びの学生達に比べ、教師の側は、インターネットを使ったり、雑誌を見たりと、「横浜」調べに余念がありません。
 若い先生は、「一日活動です。解散した後も、そこに残れる学生は、夜景を見るように言った方がいいし、それに、遊びに行けるところをいくつか紹介しておかなければ。お金が、かからなくて、楽しめるところはないかしらん」と、計画作りに汗を流しています。

 学生達には、こういう(人の)思いを、なおざりにしてもらいたくはありません。何事であれ、自分が、今、楽しめるのは、そうさせてくれている人がいるからだということを常に心に留めておける人になってもらいたいものです。「お蔭様」の精神を生かしてもらいたいのです。
 勿論、計画する側は、(横浜に)出かけたことで、将来、彼らに、何がしかの思いが残り、また、それが役立つことにも繋がれば、それでいいのです。気持ちにも、張りが出ることでしょう。

 しかも、今年は、「横浜開港150年記念」の年でもあるそうで、催し物が目白押しです。ただ、「横浜周遊券」は六月一日からですし、「巨大蜘蛛ロボット」など、学生が喜びそうな催しものは既に終了しています。どうも、日にちが合いません。
 とは言いましても、従来通りのコースでも、大丈夫。大半の学生は横浜が初めてなのですから。しかも、みんなでいくのですから、きっと楽しく、面白いと思うのですが、そこはそれ、調べる者にしてみれば、調べれば調べるほど、欲が出てしまうようなのです。
 
 ところで、教室での授業のほうでは、「(新入生達の)クラス作り」が、少しずつ進んでいます。
 「初級」のクラスは、在日の方が、途中から、(新たに勉強を始めるために)入ってくるということも多く、「勉強に目が向いている」クラスを早目に作っておかなければ、新しい人に引きずられるということにもなりかねません。

 そのためにも、「初級(あいうえお)」のクラスは、とにかく、「全員」一緒に、「大きな声」を出せ、しかも、その「声が合って」いるようにしておかなければなりません。これが習慣になっておくと、自然に一体感も出て来るのです。そうすれば、もうすべて「ウチの人」ということになります。勉強でも何でも、まずは「形」からなのです。

 ということで、放っておけば、同国人同士で、まとまってしまいがちな座席も、昨日で解体。異国で、しかも、同国人同士で、わかりきったことを、「ほう、そうですか」などとやり合う「ミニ会話」ことほど、興ざめなことはありません。日本に来て勉強しているというおもしろさも半減です。
 で、会話練習を、「同国人」とやり合うことのないように、並び替えたのです。
 
 実は、一昨日、試しにやってみたのです。その時、思いの外、和やかに授業が進んでいったので、あの形で、これから、頑張ってもらうことにしました。今年の四月生は、自己主張を、それほど常としない国から来ている人達が集まっているので、素直に対応してくれているのかもしれません。

 今年の一月生の時には、「初級(あいうえお)」からのくせに、一丁前に抵抗していましたもの。もっとも、教室で、しかも、授業の時のことです。当然のことながら、教師の指示には、例外なく従ってもらいましたが。

日々是好日
コメント