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『世界共和国へ』 (その11)

2016年11月07日 | O60→70(オーバー70歳)
【83ページ】
共同体の外、国家の外で通用するような貨幣は、その素材そのものにおいて使用価値をもっていなければならないのです。
マルクスは貨幣の機能を、価値尺度、流通手段、蓄蔵手段、支払い手段として考察しました。

【85ページ】
商人資本は価値体系の差異から利潤を得ます。農業共同体から見れば、共同体の「間」あるいは都市にある商人は、異邦人であり、不気味でいかがわしい存在です。彼らは商人・商業を必要としつつ、軽蔑する。

(ken) 私は自宅の取得・売却・取得という経験をしてきましたが、そこでマルクスのいう貨幣の「価値尺度、流通手段、蓄蔵手段、支払い手段」機能をしみじみと実感させられました。また、利子についても住宅ローンの借り受け、月々の支払い(ボーナスの年払い)、全額返済を経て、再度、住宅ローンを借りることになり、平均寿命と返済期間、個人の信用に対応した利率の設定など、いろいろと学びがありました。
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