goo

けなげな野ネズミについて

2016年06月24日 | ここで一服・水元正介
▼6月15日午後4時半、横浜駅西口のハママナステーション前で一服していたら、狭いエリアの生垣に穴を掘って、健気に家族と暮らす野ネズミが、ちょろちょろと出てきて、人が捨てた食べ残しを、何度も出て来て穴倉に運んでいました。
▼目が合ってしまったので、写真を撮らせていただきました。
▼まさかのびっくりポンでした。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

『自分の中に毒を持て』(その9)

2016年06月24日 | O60→70(オーバー70歳)
【163ページ】
息子や娘について絶望している親たちはかなり多いようだ。みんな、外に知られて嬉しいことでもないので、口をつぐんでいるけれど、一見平穏で幸福そうに多くの家庭に、言いようのない秘められた悩みがあるのではないか。
----
考えてみれば、両親とぼく。一家三人の関係は特異だったのかもしれない。ぼくは幼い頃から、子どものくせに、と言われたことは一度もない。

【165ページ】
人間の辛さというのは、つまらぬことでも覚えていること、忘れられないことだと思う。

[ken] 昨今の世情をみると、岡本太郎さんの「一見平穏で幸福そうに多くの家庭に、言いようのない秘められた悩みがある」との認識は、誰がみても明らかになってきました。そして、「ぼくは幼い頃から、子どものくせに、と言われたことは一度もない」という、母である岡本かの子との暮らしで培った贅沢な時間が、確信を持って言い切る根拠担っているのですね。また、165ページの「人間の辛さ」って、まさにその通りですね。岡本太郎さんの優しい視線には、まったく感服するしかありません。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )