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悪いことは、たばこのせいにされる時代

2007年08月03日 | たばこ弁護の諸説紹介
◎ 昨夜(16.JULY.2001)のNHK衛星映画は、ジュリア・ロバーツ主演の『ジキル&ハイド』だった。幼児期に、父から虐待を受けたマリーは、ジキル博士から「父を憎んでいるか?」を問われ、彼女は悲しい表情で「父を憎んではいない。お酒のせいよ」と答えるシーンがあった。
別にここで、お酒の悪影響について述べるつもりはないが、日本でも小原庄助さんは「朝寝・朝酒・朝湯が大好きで、それで身上(しんしょう)つぶした」という歌があるぐらいだから、過度に飲みすぎたり、それが習慣になったりすると、本人の肉体を傷めると同時に、まわりへの多大な迷惑にもなる。

◎ 私は、『ジキル&ハイド』を見ながら、最近の「たばこは害であり、人の命を奪う」というキャンペーンについて考えてみた。これが、公共施設等での禁煙はもちろん、義務教育レベルから徹底されていけば、
たとえば・・・

(1)ヤニ臭い父を憎んではいない。みんな、たばこが悪い。
(2)彼の仕事は一流なのだが、たばこが入ると駄目なのだ。
(3)早いうちにたばこを止めていれば、ひと財産残せたものを。
(4)キッチンスモーカーになってしまった母を哀れに思う。
(5)たばこが彼の人生を大きく狂わせたのであった。
(6)20世紀の人類は、たばこ癖が悪かった。
などというセリフが、将来の映画の中に数多く出てくるのではないかと想像してしまった。単なる私の「被害妄想」に過ぎなければ良いけれど。
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