めいすいの写真日記

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ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2017・・・ ドゥダメル指揮

2017-08-05 | コンサート

 7月31日0時からのNHK BS103 の「プレミアムシアター」は、
ウィーンフィルのシェーンブルン夏の夜のコンサート2017と
ベルリンフィルの野外コンサート、ワルトビューネ・コンサート2017が放映されました。
 ここでは、「ベルリンフィル ワルトビューネ・コンサート2017」を取り上げることにします。
 毎年行われるこのコンサートは7月1日におこなわれました。この日はあいにくの雨だったようで、傘をさしたり、レインコートを着ての鑑賞となったようです。
 指揮は、ベネゼエラの「音楽で子供達を貧困と犯罪から救うためのエル・システマ」から誕生した若き天才、グスターボ ドゥダメルが行いました。ドゥダメルがこの野外コンサートの指揮を行うのは3回目ということです。なお、2017ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートの指揮者もドゥダメル。

びっくりしたのは曲目、テーマは「ラインの伝説」ということだったのですが、まさに字幕にも出たように”こだわりの選曲”でした。

交響曲 第3番 変ホ長調「ライン」             シューマン作曲
楽劇「ラインの黄金」から「ワルハラ城への神々の入場」        ワーグナー作曲
楽劇「神々のたそがれ」から「ジークフリートラインの旅」  ワーグナー作曲
楽劇「神々のたそがれ」から「ジークフリートの葬送行進曲」   ワーグナー作曲
楽劇「ジークフリート」から「森のささやき」        ワーグナー作曲
楽劇「ワルキューレ」から「ワルキューレの騎行」                 ワーグナー作曲
楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「イゾルデの愛の死」   ワーグナー作曲
楽劇「ローエングリン」から 第3幕への前奏曲       ワーグナー作曲  
ベルリンの風                       パウル・リンケ作曲

 ワルトビューネ・コンサートは多くの観客に囲まれて、ピクニック気分で行われるというのが、これまでの習わしでした。また、ドゥダメルの指揮ということもあり、躍動感に満ちた迫力のあるポピュラーな演奏が多いのではと思いました。
 しかし、ちょっと地味な印象を受けるシューマンの交響曲第三番「ライン」から始まりました。私に取っては、この曲はCDも持っているし、放送などでも何回か聞いたことのあるなじみの曲でですが、さすが、ベルリンフィルの演奏とあって、聞きやすく模範的な演奏となりました。同時にドゥダメルはこういった演奏もするのかと感心しました。
 さらに、続く5曲がこの演奏会の本命でワーグナー作曲の楽劇「ニーベルングの指輪」(4部作)からの選曲となりました。この楽劇は内容も複雑な上、1部だけでも4時間もかかるドイツ音楽の大作になっています。鑑賞するにも予習をし、集中力を切らさないように取り組まなくてはなりません。こうした選曲に、強く惹きつけられました。
 わたしは、新国立劇場で現在も行われている飯盛泰治郎指揮の楽劇「ニーベルングの指輪」(4部作)を「ラインの黄金」、「ワルキューレ」、「ジークフリート」とすでに鑑賞しており、10月に行われる「神々のたそがれ」のチケットも予約しています。また、これらの間に「ローエングリン」も見ました。
 さらには、この演奏会には「トリスタンとイゾルデ」から「イゾルデの愛の死」まで曲目に加わっていました。
 当然、楽劇(オペラ)なので当然ヴォーカルが入るのですが、この演奏会ではオーケストラだけてした。しかし、さすがドイツで行われる演奏会、ベルリンフィルの演奏会だと思います。誰がこうした、こだわりの選曲をしたのか、おそらく、ベルリンフィルの支配人?とドゥダメルとの話し合いによるものでしょう。
 残念ながら、これから見ようとしている「神々のたそがれ」の2曲はメトのビデオ撮りをしてありますが予習のしていない、なじみのない聴く曲でした。
 楽しめたのはジークフリートの「森のささやき」、大蛇の地を口にすると小鳥の声が人間の声に聞こえ、進むべき道を教えてくれるというストーリーが思い浮かび、鳥の声の金管や木管が美しく聞こえてきました。ドゥダメルらしさが出たのはご存じ「ワルキューレの騎行」といったところでしょうか。「イゾルデの死」も官能的な響きが聞こえてきました。
 ローエングリンから第3幕への前奏曲も良く耳にする曲なので、会場も盛り上がり、

 さらに、最後の「ベルリンの風」で大盛況となりました。ドイツではポビュラーの曲の上に、ドゥダメルはコンサートマスターのヴァイオリンを借り一楽団員となり、コンサートマスターが指揮棒を持ち指揮台に立って指揮するというパーフォーマンスが行われたためです。

ドゥダメルが楽団員となり、ヴァイオリンを弾く、コンサートマスターの樫本大進(右)の顔も見える。

 私にとってこの演奏会はドゥダメルの多彩な才能を知ることが出来、ベルリンフィルのワーグナー作品への深い思いやりが十分理解できたことが印象深いコンサート中継となりました。

ここで、ドゥダメルの人気の演奏(Yutube)をアップします。バーンスタイン作曲「ウェストサイドストーリー」よりマンボ

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