指導者の練習日記

瑞穂シニアのスタッフが練習を通じて感じた事をなどを練習毎に更新

野球留学

2016年10月07日 12時47分32秒 | 日記
2001年1月、13歳の日系ペルー人が瑞穂シニアに1ヶ月間、野球の体験留学に訪れた。
それは海外からの留学生の高校野球での活躍が全国的に大きくとりあげられる少し前の時代。
前例もなく、何の当てもなく、周りからは「無理だろう」と否定的に思われていた。
その子の情熱だけがたった一つの希望だった。
いろいろな方の支援、協力、応援のおかげで彼は日本の高校へ進学、3年生時にはキャプテンとなり、卒業後は母校のコーチを務め、念願の甲子園出場を果たし、今はペルーの野球連盟に所属し、代表チームの指導をしている。

あれから15年。
彼の教え子であるゴンサロ サクダ選手が8月中旬から2ヶ月間、瑞穂シニアで体験留学として練習をしてきた。
言葉の壁はあるものの、野球自体は変わりないのでそれなりに練習できてしまう。
瑞穂シニアの選手も片言の英語でコミュニケーションをとる。
お客様扱いもなく、普通に練習が流れていく。
しかし、やがて学校やテレビでペルーに触れる時、単なる南米の国ではなくゴンサロのいる国『ペルー』となる。
彼を通じてペルーを身近に感じる。
これこそが本当の国際交流なのかもしれない。

2ヶ月の留学期間を終えてゴンサロは帰国する。
日本の野球は?瑞穂シニアは?日本人は?日本の中学生は?
彼の目にどう映ったであろう?

現在、日本のサッカー少年がより高いレベルを求めて10代前半でヨーロッパへ留学しているという。
日本で野球がこれほど盛んでなかったら、同じように中学生がアメリカに留学に行っているかもしれない。
もしも、そんな環境だったら?
いったい何人が海外まで行って野球を学ぼうとするだろうか?

そう思うと14歳で海を渡ってきた彼の勇気、情熱、行動力に拍手を送りたい。

Nos vemos amigo!
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