マイミク友のＵさん

mixiを始めてから　uさんのマイミクになった

少したってから　Ｕさんは元百式の時の　ドラマーさんだった事がわかった

両親（特に父親）は　バンドは不良の集まりだと言って

１０年間も認めてくれなかったそうだ。

結局　バンドはやめたもの　鬱病になり

自分との戦いが続いているらしい。


先日　最大の理解者だった　おばあ様が　認知症になり

自宅から　仙台のほうに移ることになり　別れるときに

又　太鼓をたたきな！と・・・

言ってくれたそうだ。


彼は　泣き泣き　送り出し　そのあと　日記を書いて

心の内を　明かしてくれた。


私は胸が詰まってしばらく彼のことを　祈った



いつも日記に　おばあ様のことを書きこみ

猫と花と音楽が大好きで

優しい心根が　あらわれていた


この優しさは　おばあ様譲りであり　きっと沢山愛されていたんだろうと・・・



私も次男が音楽で　食べていきたい。死んでもスティックを離さないと・・・

３０歳まで　見守ってほしい！と　真剣な顔で　訴えたとき

なんとしてでも応援してあげよう　と　心に誓った


娘婿からは　高校も卒業しないでいいのか　それを許すなんて

とんでもない馬鹿親だ！と　怒られた


それはそれで　二男を心配してくれている愛だったろうが

かなしく　悔しく　心が凍りついた　瞬間だった。


意地でも　プロになって　ドラムでご飯を食べられるように・・・と

そのためなら　出来ることは何でもしてあげようと思った


あれから1３年過ぎ　なんとか生活もできるようになり

私がそんなにむきになっていたことは　本人は全く関係なく

むしろ　私の一人芝居だったように　毎日が過ぎて行った


世の中の大人たちに　伝えたい！

自分の子供を信じてください

出来なくても　出来ないだろうと思っても

信じてあげて　経験をさせてあげてください

自分の思いが燃え尽きるまで　見守ってあげてください

よくも悪くも　できても出来なくても

自分が納得するまで　やらせてあげてください


信じてあげてください　自分の子供だもの


Ｕさんのことが人事でなく　もう少し早く知り合えていたら


少しは役に立てただろうにと・・・


そしてドラムスコの？二男は

ドラム講師をしながら

百式・・・現在の零式のドラマーであることも

不思議な縁を感じている


いろいろと考えさせられた　Ｕさんの日記だった。