お昼ごろでしょうか!
駐車場の私の車の後ろに、スズメがいました。
まるまる太った可愛いスズメさん!
動こうともせず、じっとしていました。
私が近づいても、逃げようともしません。
逃げないと言うより、まだ、しっかり飛ぶ事が
出来ない、巣立ち前のスズメのようでした。
そっと、手のひらにのせても目を閉じています。
天気が悪かったので、一旦
スズメをティシュを敷いた箱に入れ、家におこうと
しました。
でも、もし親鳥が探しにきたら困ると思い
また、もとの場所に戻してやりました。
2時ごろになって、急に雨が降りだしてきたので
スズメさんの事が気になり
様子を見に行きました。
ところがその時すでに、まるまる太った姿はなく
小さくなって死んでいました。
親鳥が探しに来ることを祈っていましたが
残念でした。
駐車場の片すみに穴を掘り、そっと埋めて
やりました。
スズメも野鳥ですが、
野鳥は許可なく飼うと、犯罪になるようですね。
エサも、自分で捕る事が出来なくなるので
与えてはいけないそうです。
見つけた場所においておけば、親鳥が
探しに来るので、それが一番いいようです。
自然界では、もっともっと、残酷な出来事が
あるので、たかがスズメの命と思う方が
あるかもしれません。
でも、可愛いスズメさんのあっけない幕切れを
身近に見て、切ない思いがしました。
可哀想なスズメさん・・・。
考えるようにはいかないですね。
親はこの子は育ちが悪いと思うと
巣からわざと落としますからね。
生きていくには共存競争が
激しいから仕方がないですね。
残酷ですが仕方がありません。
まるまる太ったスズメさんが
死んだ時には、体の水分が
抜けてしまったようで
とても小さくなっていました。
それも、可哀想でした。