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神戸電鉄 3000系電車

2010-01-28 22:38:41 | 電車図鑑・私鉄電車(関西)
神戸電鉄で初めての冷房車として登場した車両である。
昭和48年~56年までと平成元年~平成3年にかけて4両編成×9本=36両が建造された。
製造時期が中断を経て長期に亘ったため、前者は前期型、後者は後期型として分類される。

車体は神戸電鉄最初のアルミ車体で正面は縦に2つ折の2枚窓である。
塗装はアルミ地肌を生かしたクリアラッカー仕上げに窓周りが赤で、
愛嬌のある正面形状と色合いから「ウルトラマン電車」、「鉄仮面」のニックネームで
親しまれている。
なお、平成2年~3年にかけて色自体は変更がないものの、塗り分ける方法が変わり、
無塗装だったドアも赤で塗られ、正面はライトのやや上で赤い部分が分裂。
そのまま側面に細い帯が繋がるものになった。

種別・行き先表示は正面・側面とも字幕式である。
なお、側面の字幕は初期車が1枚横長窓に種別と行き先を分けたもの、後期型は小窓で
種別と行き先表示がそれぞれ分割したもので初期車については平成12年ごろまでに
1枚の幕で種別と行き先を同時に表示するものに変更された。

ドアは片側3ドアで全て両引き戸で車内はオールロングシートである。
内装は化粧板が木目、座席もグリーンで親会社の阪急電鉄の電車に準じた色合いと
なっている。

主制御装置は抵抗制御(電動カム軸式)でブレーキは抑速・発電ブレーキ付き電磁直通式
空気ブレーキである。
ブレーキには急勾配での空気ブレーキの故障に備え、非常電制という緊急ブレーキ
機能を有する。
台車はダイレクトマウント式空気バネ台車であるが、前期型と後期型で車軸の支持方式が
異なる(前期=ウイングバネ。後期=モノリンク)。
運転台はマスコンが縦軸式、ブレーキが左右動作のものを採用している。
ブレーキハンドルは取り外しのきくものである。
マスコンにはノッチに合わせて速度を維持することが出来る定速度機能を
装備している。
また、初期に導入されたものでは小型T字型マスコンだったものが、後に逆L字型のものに
変更されている。

平成13年にマスコンのノッチを4ノッチに増やし、最高速度の向上をはかった。
平成14年から15年にかけてはワンマン運転対応改造が行われた。
主な内容は小型T字マスコン車のマスコンを逆L字型化、自動放送装置設置、
非常通報装置設置、戸閉めセンサー設置、ドアチャイム設置、車両間転落防止幌設置、
車椅子スペース設置、ドア開閉選択装置設置などである。
また、3006号車は正面部分のみ白で塗られた。

現在、神戸電鉄の所有車両で2番目に多く、主力車両の一旦として公園都市線以外の
全線で運行されている。


○車内。窓周りの意匠もどことなく阪急を感じさせる雰囲気である。

○運転台。左がマスコン。右がブレーキ(ハンドルを抜いた状態)。
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